そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#36-37 吉野行幸

2021年06月15日 |  / 万葉集
「やすみしし わが大王の 
 きこしをす 天の下に 
 国はしも 多にあれども 
 山川の 清き河内と
 御心を 吉野の国の 
 花散らふ 秋津の野辺に 
 宮柱 太敷き座せば 
 ももしきの 大宮人は 
 船並めて 朝川渡り 
 舟競フナキホひ 夕川渡る 
 この川の 絶ゆることなく 
 この山の いや高からし 
 落ち激つ 滝の宮処ミヤコは 
 見れど飽かぬかも
 [巻第一#36、藤原の宮に天の下しろしめしし天皇の代(高天原廣野姫天皇=持統)、
  吉野の宮に幸せる時、柿本朝臣人麿がよめる歌][万葉集]」

見れど飽かぬ
 吉野の川の
 常滑の
 絶ゆることなく
 また還り見む
 [巻第一#37、藤原の宮に天の下しろしめしし天皇の代(高天原廣野姫天皇=持統)、
  反し歌][万葉日記]」


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