「005,奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき,猿丸大夫(山・紅葉////)」
「009,花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに,小野小町(散る・桜/////)」
「017,ちはやぶる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは,在原業平朝臣(川・紅葉////)」
「024,このたびは幣も取りあへず手向山紅葉の錦神のまにまに,菅家(山・紅葉/////)」
「026,小倉山峰の紅葉葉心あらばいまひとたびのみゆき待たなむ,貞信公(山・紅葉/////)」
「029,心あてに折らばや折らむ初霜の置きまどはせる白菊の花,凡河内躬恒(秋・菊//////)」
「032,山川に風のかけたるしがらみは流れもあへぬ紅葉なりけり, 春道列樹(山・川・紅葉)」
「033,ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ,紀友則(散る・桜)」「()」「()」「()」「()」「()」「()」「()」
035 人はいさ心も知らずふるさとは 花ぞ昔の香に匂ひける 紀貫之
061 いにしへの奈良の都の八重桜 けふ九重に匂ひぬるかな 伊勢大輔
066 もろともにあはれと思え山桜 花よりほかに知る人もなし 前大僧正行尊
067 春の夜の夢ばかりなる手枕に かひなく立たむ名こそをしけれ 周防内侍
069 嵐吹く三室の山のもみぢ葉は 竜田の川の錦なりけり 能因法師
073 高砂の尾の上の桜咲きにけり 外山のかすみ立たずもあらなむ 前権中納言匡房
096 花さそふ嵐の庭の雪ならで ふりゆくものはわが身なりけり 入道前太政大臣
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