そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#11.2496-11.2498

2011年12月27日 |  / 万葉集
12/27
「貴人ウマヒトの額髪ヌカカミ結へる染木綿シメユウの染みにし心吾アレ忘れめや(#11.2496)」
「貴ときが額に結える染め木綿のその印象を忘れはしない()」

「隼人ハヤヒトの名に負ふ夜声ヨゴエいちしろく吾アが名は告りつ妻と恃ませ(#11.2497)」
「隼人ハヤヒトが犬の鳴き声はっきりとわが名を言った妻は聞きおれ()」

「剣大刀ツルギタチ諸刃の利きに足踏みて死ににも死なむ君によりてば(#11.2498)」
「剣太刀両刃で切れる足で踏み死ぬなら死ぬが君に任そう()」
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あれこれ

2011年12月26日 | 日めくり帖
12/26
「一年を二つに分ける定期券6月ムツキ先なる日付を印す(12/24から始まる)」
「凍えたる道に粉雪振りかける作業途中か寒波来襲()」
「17も下の彼氏と結ばれしるいは悲しい別れをしたり(年末の特集で観たセカンドバージンは、なかなかよかった)」
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岩井半四郎さん逝く

2011年12月26日 | 挽歌もどき
12/26
「岩井さん多臓器不全で旅立てり10年程前舞台離れる(享年84才)」
「本名は仁科といえり亜季子さん彼の長女で長男が喪主()」
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万葉集#11.2493-11.2495

2011年12月26日 |  / 万葉集
12/26
「高山の嶺行く鹿猪シシの友を多み袖振らず来ぬ忘ると思モふな(#11.2493)」
「高山の峰行く鹿は仲間が多く袖振らず来ること忘ると思わないでね()」

「大船に真楫しじ貫き榜ぐ間だにねもころ恋ひし年にあらばいかに(#11.2494)」
「大船に真楫貫き漕ぐ間さえひどく恋しい年隔てたら()」

「たらちねの母が養カふ蚕コの繭隠マヨゴモり隠コモれる妹を見むよしもがも(#11.2495)」
「たらちねの母の蚕の繭隠マヨゴモり隠れた女に逢う術ないか()」
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入江保則さん逝く

2011年12月25日 | 挽歌もどき
12/25
「入江さん直腸癌で亡くなれり最近あまり見なくて久し(享年72才)」
「亡くなって振り返れれば彼の役脇役なるもハンサムなりし()」
「出身は神戸と言うが余りにもしゃべらなかった人柄知れず()」
「()」「()」「()」
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