そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

出雲建(12景行天皇-4)

2014年06月16日 |  / 古事記・古代史

2014/06/16

「帰り道出雲建も殺さんと出雲の国に立ち寄りたまう
(1 国に入り出雲建と友好を結び陰では策略をする:
,2 密やかに樫の木伐りて偽の太刀作りてそれを腰に佩きたり:
,3 肥の河で出雲建と沐浴し倭建が先にあがれり:
,4 その時に出雲建が佩ける太刀自らつけて『太刀換えよう』と:
,5 その後で出雲建は偽の太刀佩いたところで切り殺された:
,6 このように殺して歌を残するが恥知らずとぞ倭建は:歌謡#24別掲
)」

「やつめさす出雲建が佩ける太刀黒葛多纏きさ身無しにあはれ(歌謡#24)」

「よく言える倭建を英雄視したる論調吾は否定す()」

「熊曾とか出雲建を討ちたるにだましが入る卑怯者なり
(1 遠征に行く前姨に衣装借り騙し討ちをぞ折り込み済みに:
,2 景行が大きな体躯していたが男具那は遺伝子を引かなかったのか:女性的だったとおもう
,3 斐伊川で沐浴誘う男具那だが出雲建にスケベこころが:
,4 歌謡にも悪びれることなかりしがかなり冷酷顔に似合わず:私は倭建はかなりハンサム、女性的な顔立ちをしていた、と思う
,5 ただ兄の大碓殺す残忍さ矛盾はすれど今後の課題:
)」

「これからもまだ英雄譚が続けれど基本の視座はこれで決まりか()」

 

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時事川柳+α(Jun16)

2014年06月16日 | 川柳

2014/06/16

「逆転の敗けで始まるW杯(コートジュボワールに2-1)」

「期待するわれの未来の介助ロボ()」

「中東の不安はわれのガソリンに()」

「ボコ・ハラム凶暴化して少女拉致(ナイジェリアのイスラム過激派組織で200人余りの少女を拉致)」

「植民地支配が解けて無法化す()」

「記憶遺産天安門はどうします(兵庫・伊藤)」

「中国に一歩も退かぬ安倍総理(香川・大高)」

「銀行にそのうち払う預け料(兵庫・安川)」

「押し売りに押し買い老いを狙いうち(大阪・桜田)」

「この度は象が占うW杯(兵庫・生田)」

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林隆三さん逝く

2014年06月15日 | 挽歌もどき

2014/06/15

「林さん腎不全にて亡くなれり六月はじめの不幸であった(享年70才)」

「俳優として色々な役こなし渋く自然な演技をしたり()」

「年などもあまり変わらぬと思えどももう70才になっていたのだ()」

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うなぎ

2014年06月15日 | 日めくり帖

2014/06/15

「その道に『裂きは三年、蒸し八年、焼きは一生』鰻屋は言う()」

「鰻屋が頭かかえる仕入れかな天然養殖とにかく高い(稚魚の豊漁で今年は値下がりしそう、との噂も)」

「渡る世間は丁目半目、善いと悪いは一つ置き(世の中は丁目半目があざなえる善いと悪いは一つ置きかな)」

「蠅取り紙吊るさるる店に夕日さし鰻は桶のまるみにそえり(藤本則子)」

「寿司飯に乗れる鰻はみすぼらしまむしと呼ばれるる鰻重が欲し()」

「東西で鰻のさばき異なれり東は背中で西は腹から(切腹をきらう東と腹を割って打ち解ける西)」

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安野さんの本

2014年06月15日 | 日めくり帖

2014/06/15

「なまなかな感性だけでできぬこと百人一首の上句を改作()」

「シンデレラ魔法の恋と知りながらなほ恨めしき朝ぼらけかな(安野光雅)」

「安野さん新しき本を出されたり皇后様の歌の本なり(『皇后美智子さまのうた』という。折々の133首に安野さんが文章と絵を添える)」

「ブブゼラの音も懐かしかの国に笛鳴る毎にたたかひ果てて(皇后陛下)」

「ブブゼラの音聞きしときベクレルも除染も知らずわれらはありし()」

「草むらに白き十字の花咲きて罪なく人の死にし春逝く(皇后陛下)」

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