9月25日(日)にスタートした
澪之助との共同企画、
「琉球史人物キラキラ化企画」!
二人目のお題は
金丸(尚円)でした!
↓
イメージ台詞
『私は影でかまわない。御主加那志前の、影でいい。』
伊是名を脱出して放浪後、
尚泰久に拾われてすぐの
松金(童名)時代のイメージ。
キャラクター設定としては、
基本、感情を表に出さないクールマン。
何を考えているのか分からないと言われる。
自分は自分、他人は他人。
超頭いい。
背は平均よりやや高め。
女は来るもの拒まず去る者追わず、特に執着無し。
シンプリスト。
左利き。
一重で切れ長の目。
髪の毛は黒に近いグレー。
ただし人生経験を踏むごとに
だんだん丸くなっていくし
髪型もどんどん変わる…
というイメージ。
さて、イメージ台詞について。
そのフレーズからの抜粋でした。
ワタシは尚泰久と金丸には
主従を超えた関係があると思っています。
金丸が金丸という人になった
核の部分。
それは「友情」です。
伊是名だけでなく
放浪でいく先々で土地の人たち(青年)と
トラブルを起こしていた金丸。
モテることへのやっかみもあったでしょうが
金丸の方にも誤解を受けやすい、
周りと調和しようとしない性格も
原因だったんじゃないかな。
となると、
心から友達と呼べるような人は
ずっといなかったんじゃないかな、と。
そんな中、尚泰久に才能を見出されて、
歳が同じ(※5歳差の説もあり)ということもあり
臣下としてだけではなく
初めて友としての情も注いてくれた尚泰久に
金丸は感激し、開眼するわけです。
そして金丸は
一生この人のために尽くそうと決意します。
主従関係でありながら、
親友のような、
そんな関係。
クールな金丸も、
尚泰久には人間らしい表情を見せるのであった…
みたいな!
だから黒いこともするんだけど、
それは全て尚泰久の為…という、
彼なりの正義があってのこと、
というそんな金丸のイメージでした。
では、その小説メモから
もう少し抜粋。
*
日向に咲く仏桑花がまぶしく思われた。
わしは影でかまわぬ。御主加那志前の影でいい。
そのために、自らこの手を汚してきたのではないか。
太陽そのものであられる御主加那志前に影は似合わぬ。
影があってはならぬ。
その役割は、この自分が負うのだ。
*
作画について。
着物の丈を少し短めにすることで
背の高さをアピール。
身分が高くなっていくと
もっと布感がゆったりしてきます。
羽織はSOU・SOUのむささびをアレンジです(笑)