前記事の続き
琉球の通史があらかた頭に入った今でも
通史の本を手に取ります。
その本が、古ければ古いほど惹かれます。
(もちろん私が読めるレベルのもので)
『琉球王朝史―おきなわの民と王―』
(川平朝申著/月刊沖縄社/1970)
紙はすっかり赤茶けて
古本の独特なにおいがします。
もちろん本屋さんなどにはありませんので
基本、地域の図書館などで発掘します。
(そして気に入ったのがあれば
沖縄本専門の古本屋さんやネットなどで探します)
通史なので、
もちろん大筋は同じなのですが、
こういう本には
古い伝承や写真や資料が載っていることも多いのです。
前記事の尚徳の書の写真は
こちらの本に載っていたもの。
昔の安里八幡宮。
今の安里八幡宮はこちら。
最新の研究が反映された
現代感覚にあった琉球史本も
もちろんいいのですが、
古いものにも
新鮮な発見が隠れていることも多いものです。