がじゅまるの樹の下で。

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【描いてみた】琉球史人物、を、32【キラ男子】

2018年11月06日 | ・琉球史散策/グスク時代

久々に

新規の
【描いてみた・キラ男子】シリーズです。

 

ラフで描いたデータはずーーーっと前からあったのですが
ようやくお披露目です。

 

今回は、英祖王です。

 

イメージ台詞
「太陽は、死んでもまた甦るのです」

イメージカラーはやっぱり
オレンジ~黄色系。

 

すっきり系の顔立ちに(唇も薄い)、

前髪オンザで内巻きマッシュルームカットの
モッズヘアにしたかったのですが
そのままだとあまりにも現代人っぽかったので
草髪を足しました。

やっぱりなかった方が良かったかなー?

太陽のイメージから
黄金系のアクセサリーを多くまとっています。

 

英祖は、舜天の次の王統の始祖になります(英祖王統)。

舜天王統の3代目、舜天の孫・義本王の時代に
天災が相次ぎ大飢饉が起こります。
義本王はこれは自分に徳がないせいだ、とし、
当時摂政として義本に仕えて、
幼いころから才徳高しと評判だった英祖に
王座をゆずり、姿をくらました…

とあります。

でも義本王のその後の消息が不明な事や
義本王の墓とされているものが
広範囲に点在していることから(  
実際にはなにかしらの争い(クーデター)があり、
義本王は追われたのでは、とも見られてもいます。

 

そんな彼ですが、
異常出生秘話として、

太陽が懐に入る夢を見て懐妊した。
いよいよ彼が生まれる時
部屋に光が満ち、瑞気は天に昇り
部屋中に香ばしい香りに包まれた
(「球陽」)

という逸話が有名です。

 

よって彼は

「太陽の子(てだ・こ)」

と称され
今でも浦添ではまつりや施設やお店や企業などに
「てだこ」を使ったものが多くみられます。

 

ワタシの彼個人としてのイメージは…
まだふんわりしていますが
頭が良く、大人で、浮ついたところがない落ち着いた人
というようなイメージ。

哲学(か倫理)の先生、みたいな。

うーん、きれいな優等生像しかない…。
人間臭さを感じるところまでは行ってないので
まだ英祖とはしっかり「お友達」にはなれていない証拠ですね…。

 

武系というよりは文系かな。

 

琉球に初めて仏教が入ってきたのも英祖の時で
英祖は浦添グスクのすぐそばに極楽寺を建てて
禅鑑を招いてもいますしね。

琉球で初めての仏教徒は英祖
って言ってもいいのかもしれない。

 

(でも先述したようにクーデターが起こっていて
英祖がその先駆けとなっていたのであれば
またガラリとイメージが変わりますね)

 

 

英祖関連の史跡は

浦添ようどれ( 

伊祖グスク

伊祖の高御墓(父)

などあるので

もっともっと「人間・英祖」を突き詰めていきたいです。


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