久々に
新規の
【描いてみた・キラ男子】シリーズです。
ラフで描いたデータはずーーーっと前からあったのですが
ようやくお披露目です。
今回は、英祖王です。
イメージ台詞
「太陽は、死んでもまた甦るのです」
イメージカラーはやっぱり
オレンジ~黄色系。
すっきり系の顔立ちに(唇も薄い)、
前髪オンザで内巻きマッシュルームカットの
モッズヘアにしたかったのですが
そのままだとあまりにも現代人っぽかったので
草髪を足しました。
やっぱりなかった方が良かったかなー?
太陽のイメージから
黄金系のアクセサリーを多くまとっています。
英祖は、舜天の次の王統の始祖になります(英祖王統)。
舜天王統の3代目、舜天の孫・義本王の時代に
天災が相次ぎ大飢饉が起こります。
義本王はこれは自分に徳がないせいだ、とし、
当時摂政として義本に仕えて、
幼いころから才徳高しと評判だった英祖に
王座をゆずり、姿をくらました…
とあります。
でも義本王のその後の消息が不明な事や
義本王の墓とされているものが
広範囲に点在していることから(★ ★ ★)
実際にはなにかしらの争い(クーデター)があり、
義本王は追われたのでは、とも見られてもいます。
そんな彼ですが、
異常出生秘話として、
太陽が懐に入る夢を見て懐妊した。
いよいよ彼が生まれる時
部屋に光が満ち、瑞気は天に昇り
部屋中に香ばしい香りに包まれた
(「球陽」)
という逸話が有名です。
よって彼は
「太陽の子(てだ・こ)」
と称され
今でも浦添ではまつりや施設やお店や企業などに
「てだこ」を使ったものが多くみられます。
ワタシの彼個人としてのイメージは…
まだふんわりしていますが
頭が良く、大人で、浮ついたところがない落ち着いた人
というようなイメージ。
哲学(か倫理)の先生、みたいな。
うーん、きれいな優等生像しかない…。
人間臭さを感じるところまでは行ってないので
まだ英祖とはしっかり「お友達」にはなれていない証拠ですね…。
武系というよりは文系かな。
琉球に初めて仏教が入ってきたのも英祖の時で
英祖は浦添グスクのすぐそばに極楽寺を建てて
禅鑑を招いてもいますしね。
琉球で初めての仏教徒は英祖
って言ってもいいのかもしれない。
(でも先述したようにクーデターが起こっていて
英祖がその先駆けとなっていたのであれば
またガラリとイメージが変わりますね)
英祖関連の史跡は
などあるので
もっともっと「人間・英祖」を突き詰めていきたいです。