奄美大島にある、
浦上有盛遺跡(有盛神社・浦上グスク)。
壇ノ浦の戦いで敗走した平家の武将のひとり、
平有盛が築いた城だと言われています。
さすがに奄美大島、喜界島は、
沖縄よりも平家伝承の場所が多くみられました。
有盛神社。
ここには奄美市指定文化財の
石造弁財天像があるようでした。
…が、案内板が残念なことに(^^;)
奄美は歴史・史跡を観光資源として
前面的に活かすという取り組みは薄いらしいのですが、
(歴史よりも自然推しだから。歴史系はあっても幕末の西郷さん関係)
もっと整備&PRしてもいいのにな~と思いました( ˘ω˘ )
+
この有盛神社の奥をさらに行くと
グスク的構造が出てきます。
…が、実際の風景ではわかりにくいので、
まずは県博の常設展にある模型を。
下部が有盛神社部分。
山を登っていくような形で進みます。
この丘陵のてっぺん部分には
石碑がありました。
文化十三年とあったので
1816年の大島代官が寄進建立したもののようです。
さらにその奥には
山を削り込んだ堀切が!!
しかも三段構え!
…のはずなのですが…
…うむ。
木々が生い茂っていると
まったくもってわからないね(^^;)
堀切は実際にその場に降りてみないと
実感しにくいですよね…。
(根謝銘グスクみたいに)
とりあえず、地面が低くなっているのは分かるはず。
帰り道です。
写真右手が平場になっているんだはず。
石垣のない、
堀切をもった土のグスクでした。