博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『太王四神記』第20話

2008年04月22日 | 韓国歴史ドラマ
談徳(タムドク)によって高句麗から火天会の勢力を駆逐され、色々と必死な大長老。今度は百済の阿莘王を支援して意のままに操ろうとか言い出しましたが、どうやら虎凱(ホゲ)をチュシンの王に担ぎ上げるのは諦めた様子。落ち目で藁をも掴む思いの悪の帝王からも見限られてしまう虎凱って一体……

それにしても大長老はまたもや後燕や北魏なども我が火天会の手の内にあり、我々の都合のいいように操れるのだとか何とか言ってましたけど、よくよく話を聞いていると、高句麗の淵加黎(ヨン・ガリョ)みたいに各国に大長老の顔が利く有力者がいるというだけのようです。そういうのは手の内にあると言わないのでは(^^;) 

荷(キハ)も大長老のビッグマウスぶりに愛想を尽かしたのか、淵加黎と結託して火天会の兵力や情報網をそっくり頂き、大長老を排除して自分達だけで高句麗の政治を我が物にしようと画策する始末。

一方、契丹族の地では主武峙(チュムチ)が虎凱(ホゲ)の陣中に潜り込んで巴巽(パソン)と達妃(タルビ)を救出し、虎凱(ホゲ)の追っ手から逃れるために決死の逃避行を開始。

その頃、談徳は虎凱(ホゲ)の虐殺によって反高句麗感情が一気に高まった契丹諸部族と和解しようと、部族長らとの会談を提案。しかし契丹側から会談に出席する高句麗の代表者を7名に限定されてしまい、困っている所に折良く主武峙が帰還。こいつが面子に入ってくれれば安心だと思わず談徳の笑顔がこぼれる所で今回は終わりです。主武峙絡みのシーンでヨン様が笑顔を見せることが多いように感じるのは気のせいでしょうか(^^;)
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面接通りました

2008年04月22日 | 留学
懸案の中国政府奨学金留学生の面接ですが、本日結果が届きまして、無事合格してました。皆様にはどうも心配をお掛けしましたが、これで中国に留学出来る確率がグッと上がりました。

そもそも中国政府奨学金留学生というのは、留学生に対して中国側から学費や寮費のほか毎月一定額の奨学金が支給されるという制度です。詳細は募集要項のサイトを参照のこと。今年度の出願・採用の流れを簡単にまとめると以下のようになります。

・2月6日:募集要項発表
・3月10日:出願書類受付締切
・4月3日:書類選考の結果が手元に到着
・4月14日:書類選考合格者の面接審査
・4月21日:面接審査の結果が手元に到着←今ココ
・日本側が留学生採用候補者を中国側に推薦
・8月上旬(予定):留学生の採用と留学先が最終決定

日程は年度によって前後しているようです。また、書類の到着日は当然住んでいる地域によって前後します。

で、実際に向こうの大学に渡航するのが8月下旬から9月初旬になると思われますが、ギリギリになるまで留学出来るかどうか、そしてどこに留学するのかが分からないわけです(^^;) 願書には留学希望先を第1希望から第3希望まで書くことになってまして、通常はその中から留学先が決定されます。

で、4月14日の面接についてですが、面接官が何人も居並ぶ中で2~4名の候補者が12分間の時間内に質問を受けていくというグループ面接形式でした。まず最初に中国語での試問がありまして、各自中国語で自己紹介をした後に「何年中国語を勉強したか」とか「中国に行ったことがあるか」といった質問に答えていくのですが、面接官の発音が非常に早いです……

特に中国語の自己紹介は毎年恒例のようで、私は経験者から事前に情報を得て、準備をしたうえで面接に臨みました。しかし様子を見てますと、他の候補者の方も事前に作っておいた文章を暗誦しているような感じでしたね。

その後で日本語による質問に移り、願書や研究計画書をもとに「なぜこの大学を第1志望に選んだのか」とか、その他専門分野に関する質問に答えていきます。私の場合は「甲骨・金文をどこで、どういう風に勉強したのか」といったことを尋ねられました。

以上、面接の様子をまとめてみました。「中国政府奨学金 面接」などのキーワードでググれば、今年度やそれ以前の候補者のブログや掲示板が引っ掛かりますので、興味がある方は検索してみてください。
コメント (9)
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