先月北京の地下鉄のモニターで宣伝を見て以来気になってた『白銀帝国』ですが、やっとこさDVDを入手。
時は義和団の乱の真っただ中、(ただし義和団の乱や八カ国連合軍進駐自体は直接は描かれません)舞台となるのは山西省の銀商の総元締め「天成元」ですが、戦乱の中にあっても実入りの良い商売を営んでいます。「天成元」の当主康老爺(これを張鉄林が演じてます)には四人の男子がありましたが、まず四男坊が娶ったばかりの嫁を誘拐・殺害されて発狂。後継者候補として最有力であった次男はこの四男の嫁を捜索中に事故によって不具の身となり、康家に一気に不幸が押し寄せます。
で、残った男子のうち長男は元々聾唖の身で家を継げず、結局遊蕩三昧の三男康三爺(これを郭富城(アーロン・クォック)が演じてます)が後継者として指名されることに。
この康三爺、実は父親が後添えとして娶った杜筠清(郝蕾が演じてます)とかつて恋仲であり、彼女との結婚が果たせなかったことが原因で身を持ち崩していたのでありました。「天成元」の次期当主となった彼は心を入れ替え、新しい時代に合った商売を展開しようとしますが、そんな彼にも時代の荒波が容赦なく襲いかかり……
この作品、成一の『白銀谷』という小説が原作で、ドラマ版も制作されているとのこと。ドラマ版の概要についてはサイト『古装劇場』のレビューが丁寧にまとめているので、そちらを参照していただくと……
『白銀谷』:『古装劇場』
何か思いっ切りドラマ版の方が面白そうなんですが(^^;) 映画の方は……主人公が何だかよく分からない事情でゴビ砂漠をうろついたりしているのが良くなかったのかなあと。あの辺を削って康家の様子とか商売の話に力を入れて描写していたらもっと重厚な話になったと思うのですが。
あとは康三爺が愛国を叫んで民衆を動員するというようなシーンが無くて安心しました(^^;) 宣伝を見た限りはそういう雰囲気の作品だったんで……
時は義和団の乱の真っただ中、(ただし義和団の乱や八カ国連合軍進駐自体は直接は描かれません)舞台となるのは山西省の銀商の総元締め「天成元」ですが、戦乱の中にあっても実入りの良い商売を営んでいます。「天成元」の当主康老爺(これを張鉄林が演じてます)には四人の男子がありましたが、まず四男坊が娶ったばかりの嫁を誘拐・殺害されて発狂。後継者候補として最有力であった次男はこの四男の嫁を捜索中に事故によって不具の身となり、康家に一気に不幸が押し寄せます。
で、残った男子のうち長男は元々聾唖の身で家を継げず、結局遊蕩三昧の三男康三爺(これを郭富城(アーロン・クォック)が演じてます)が後継者として指名されることに。
この康三爺、実は父親が後添えとして娶った杜筠清(郝蕾が演じてます)とかつて恋仲であり、彼女との結婚が果たせなかったことが原因で身を持ち崩していたのでありました。「天成元」の次期当主となった彼は心を入れ替え、新しい時代に合った商売を展開しようとしますが、そんな彼にも時代の荒波が容赦なく襲いかかり……
この作品、成一の『白銀谷』という小説が原作で、ドラマ版も制作されているとのこと。ドラマ版の概要についてはサイト『古装劇場』のレビューが丁寧にまとめているので、そちらを参照していただくと……
『白銀谷』:『古装劇場』
何か思いっ切りドラマ版の方が面白そうなんですが(^^;) 映画の方は……主人公が何だかよく分からない事情でゴビ砂漠をうろついたりしているのが良くなかったのかなあと。あの辺を削って康家の様子とか商売の話に力を入れて描写していたらもっと重厚な話になったと思うのですが。
あとは康三爺が愛国を叫んで民衆を動員するというようなシーンが無くて安心しました(^^;) 宣伝を見た限りはそういう雰囲気の作品だったんで……