アカデミー賞の主要5部門にノミネートされた
「グッド・ナイト&グッド・ラック」を観た。
赤狩り旋風が巻き起こってた時代のアメリカでニュースキャスターをしてた「エド・マロー」の話で
赤狩りを推進してたマッカーシー上院議員と戦うジャーナリストっていう構図。
結局、マッカーシーはその横暴により失脚して
エド・マローも番組をすげ替えられちゃうってなるんだけど
これは、まさに映画「YASUKUNI」騒動と同じかんじで
自分的にはタイムリーな映画だったよ。
権力者からイチャモンを付けられないように
細心の注意を払いながら
告発というべき内容を放送してて
いつ、食いつかれちゃうんだろうってどきどきしながら楽しめた。
ただ、終わり方が尻切れトンボな感じがして
アカデミー賞を結局一つも取れなかった理由がわかったような気がするな。
でも、権力とジャーナリズムの微妙な関係が垣間見れて
興味のある方には、是非、お勧めの映画ですな。
あと、
今の時代には考えられないんだけど
出演者みんながタバコをプカプカふかしてるんだよね。
主役のキャスターなんて
タバコ片手にTV出演してるんだもん、
ビックリしちゃったよ。
そういうところも面白いから楽しめるよ~。