yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

宮沢賢治「銀河鉄道の夜」

2008年03月21日 | アートイラスト

Ginga_tetudou_no_yoru 知り合いの人から

「息子さんへ」と言って

子供向けの本をたくさんもらいました。

その中に宮沢賢治の童話集もあって、

久々に彼の童話を読んでみました。

いや~、やっぱり、

独特の世界観があって

なかなかおもしろいですねえ。

特に「銀河鉄道の夜」は

子ども時代に読んだときは

なんかイマイチ、ピンとこなかったんだけど

いろいろな経験を積んだ今読むと

すごく味わいがあるというか

純粋な気持ちにすごく胸を打たれるというか、

とにかく、

大人になって読んだ方が

絶対楽しめますな。

有名なフレーズの

「ぼくはもうあのさそりのように
 ほんとうのみんなのためならば
 ぼくのからだなんか百ぺん灼いてもかまわない」

なんかも、

昔は「青臭いなあ・・・」なんて感じたけど

今思えば

そう思うこと自体が「青臭く」感じまする。

ホントに

こんな気持ちを持って生涯を生き抜いた賢治に

すごく感動を覚えた次第です。

にほんブログ村 イラストブログ アートイラストへ一日一回ぽちっとやっておくんなさいまし

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする