息子が描いた「デッケルくん」がグランプリを受賞したとき、
主催の大阪読売新聞の記者のYさんが取材しに
わざわざ横浜の自宅まで来てくれたんだけど
今日そのYさんから電話があったらしい。
息子がインフルエンザにかかったんで妻が仕事を休んでたから、彼女が対応したんだけど
そのとき、Yさんは「この度、無事デッケルが宇宙に打ち上げられたんですが、そのことについてのコメントを頂きたくて・・・」と言ってたらしい。
妻は、デッケルのパネルが貼られてたのかどうかの確認は怖くてできなかったとのことだった。(笑)
でも、まあ、宇宙に行って確認するわけにもいかないし
デッケルくんが宇宙を飛んでるっていうんだからそうなんだろうということで
ボクと妻のなかでは話が落ち着いた。(ホッ)
読売新聞の記者さんがそこまで知ってるかどうかもわかんないしね。
「信じるものは救われる」ともいうし
あれこれ詮索するのはこれで止すことにしよう。
息子にも「無事デッケルは空を飛んでるんだって」と報告すると
ホッとした様子で「あ~、そうなんだあ、よかった」と胸をなでおろしてたらしい。
また、電話をしてくるらしいけど
デッケルが貼られてるかどうかなんていう話題は出さずにおこう。
それが一番いい気がするよ。
しかし・・・、
キャラクターの話で言うと
「デッケルくん」は究極のユルキャラな気がするんだけどね。
まったく気取らずに3歳の子ども(当時)が描いてるわけだからね。
ホント、「野蛮人ソウル」にあふれてるよ。
「ワッショくん」は確かにいま流行のユルキャラだけど
2番せんじ、3番せんじの感が否めないもん。
たしかに売れ線ではあるけど
それは「売れ線」ねらいで作られてるからなんだよね。
そこへ行くと「デッケルくん」はそんなことまったく考えずに描かれているから、
いや~、いいと思うんだけどなあ・・・。
確かに「つかみ」としては悪いだろうけど、なんだか実に愛嬌があるじゃない?
媚びてない感じというか、さ。
「好きに俺は生きてるんだ」っていう感じがするというか。
少なくとも女子高生には見向きもされないだろうけどね。(笑)
でも、
少なくともボクは、
「デッケルくん」は、息子が描いたっていうのを差し引いても、すごく好きなキャラクターなんだよね。