yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

世界を変えた曲「イマジン」

2010年01月11日 | ジョン・レノン

Imagine BS-NHKの「世界のドキュメンタリー」で

「イマジン」の曲がいかに世界中で愛されているかの特集を観た。

たしかにあの曲はいいよね。

あの破天荒でハチャメチャなジョンレノンが

ハチャメチャな平和キャンペーンのあと

出したアルバムで、

しかも親しみやすく覚えやすい曲調だから

世界中に愛されるのは当然だよね。

このイマジンの考え方はオノ・ヨーコの考え方に影響されたんだよね、きっと。

それはジョン本人も言ってるし、

間違いないんだと思う。

でも、ジョンレノン自身はほんの3年・4年間ほどしか平和活動をしてないはずだから

このジョンレノンに対する「平和」のイメージはものすごいと思う。

5年間ほどの主夫生活のあと、

新しく、アルバム「ダブルファンタジー」を発表した途端、凶弾に倒れたから

そのイメージがずーっと続いてるんだよね。

今じゃ、ジョンレノン学校やジョンレノン空港なんかもできてるし、

ジョンレノンブランドの赤ちゃん用品なんてのもあるみたいでホントにびっくりする。

ヨーコの平和活動の一環としてこの「ジョンレノンブランド」が利用されてるんだね。

でも、

その番組の中で唯一「この曲には吐き気がする」というジャーナリストがいた!

その理由は「そんな理想じゃこの世の中は回っていかない」とか

「フ、フ~ウウウ」という裏声を聴くと気持ちが悪くなるとか、

「財産もないということを想像してごらん」という歌詞もあるが貧乏なボクの家では想像しなくても財産なんてなかったよ!とかで、

どうにも、「金持ちの勝手な理想主義の歌」だって思い込んでるみたいだった。

もちろん、ジョンレノンはビートルズで財産を築いたけど

子どもの頃は完全な労働者階級だったし、

このジャーナリストが毛嫌いするような理由は、てんで的外れなんだけどね。

たしかに、この世の中、霞だけを食って生きていけるわけもないし、

「理想」だけでやっていけるわけでもないけど

ヒトはやっぱり、「理想」というか「希望」がないと生きていけないと思う。

そうじゃないと生きる意味っていうのが感じられないし、

生きる意味を感じられないと、むなしいモンね。

食って、寝て、性欲を満たすだけじゃ、やっぱり物足りないもんだよ。

大脳がそんなに発達してない動物だったらそれで十分なんだろうけど。

ヒトは大脳がものすごく発達しちゃったからね、そんな生活だけじゃ物足りないよ。

あと、

グルジアの「レノン主義者」ていう人たちのことも紹介してたけど

なんか滑稽で笑っちゃった。

ギターを弾いてるジョンの迫力ある銅像を作りたいとかいって、その格好を指定するんだけど

その格好がまったく迫力ある感じがしないんだよ。(笑)

これは、絶対なんかのコミカル映画の一場面だと思う。じゃなかったら映画にしたらきっと面白いと思うよ。

「レノン主義者」って初めて聞いたけど、途中で「レーニン主義者」をもじってるんだってことに気がついた。

なおさら映画のネタになりそうだよね。(笑)

そのほかにも、

番組ではビートルズ時代の映像も流れるんだけど

なぜか、端っこの方にミックジャガーが映ってたりとかするんだよ。(笑)

スタジオの隅の机の裏とかに居たりとか。

なんかにこやかな笑顔で。(笑)

そんなところもおもしろかった。

きっと、ちょくちょく遊びに来てたんだろうなあ。

そこらへんもミックらしくてちょっと笑えるよ。

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コメント (2)
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