1年ちょい前にヤフオクで落札し、その処遇をペンディングしていた第一電波工業のHV-4だが、CWで立ち上げることに決めた。これで既存所有のオプションを加えて、7、14、18、21、28の各バンドをトップローディングでCW運用が行える。と言うことで、まずは28MHzから調整を行った。
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■測定条件など
・モービル :シエンタ、アンテナを装着した時の外観は、こんなイメージ。
・測定方法 :過去記事@RVK的なアンテナ測定方法_240612に記載の“本気測定”による。
・姿勢&組合せ:タテ向きに7MHzコイル、ただしデフォルトエレメント@未調整のまま。
ヨコ向きに28MHzコイル。
・ねらい周波数:28.050MHz付近。
・その他 :帯域はSWR≦1.5の範囲。
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記憶(90年代)では、エレメント長さは200mm以下だったはずだ。しかし、去年に立ち上げたHV-7やHV7CXを調整した際に、短めのエレメントは全て引き当ててしまった。
なので勿体無い感は少しあるけど、手持ちの首全長212mmのエレメントを目いっぱい挿入した状態で1回目の測定。結果は、f0≒27.280MHz、SWR≒1.21、Z≒59Ω、帯域=27.102~27.458MHz(27.280MHz±178kHz)であった。
次に、単位長さ当たりのf0変化量を把握するため、エレメントを+23mm伸ばして2回目の測定。結果は、f0≒26.623MHz、SWR≒1.38、Z≒58Ω、帯域=26.482~26.764MHz(26.623MHz±141kHz)、単位長さあたりの周波数変化量は32.7kHz/mmであった。
この結果を踏まえ、エレメント長さを両頭グラインダーで-40mm、-6mmと詰めていき、都度測定。最終となる4回目の測定結果は、f0≒28.039MHz、SWR≒1.13、Z≒56Ω、帯域=27.838~28.240MHz(28.039MHz±201kHz)となり、調整終了とした。
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本記事を書きながら「そう言えば去年の国内シーズンは、1度も28MHzを覗かずに終わっちゃったな…。」と振り返る。その理由は、太陽活動がやんちゃ過ぎて7~21MHzなどで期待していた開き方にならず、28MHzまで行ってみる心境になれなかったからだ。なので、今年の国内シーズンに期待したい。
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