JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

UHV-6のコイル1個バージョン

2011年12月02日 23時58分17秒 | 多バンドアンテナ

ここ2か月ほどは、モービルはアンテナを1本だけにしている。主に付けているアンテナは全長1mくらいの14MHzモノバンドのセンターローディングホイップだが、さすがに11月中旬を過ぎると国内が聴こえ始める時間がだんだん遅くなり、ちと物足りない状況だ。そこで144 MHz や430MHzを抱き合わせる方法はないかと考え始め、7月に入手したCOMETのUHV-6が頭に浮かんだ。

UHV-6は、オプションに14MHzと18MHzのコイル(それぞれモノバンド)があり、最大で6つのコイルを装着できる。しかし4つも装着すると、頭でっかちで揺れすぎなのと、見た目のグロテスクさが一気に加速することが問題だ。そこで、「コイル1つのみ装着して、HF帯1バンド(+50/144/430MHz)にしたらどうか?」と思い、早速準備を始めた。

今使っているアンテナは、根元から雨水が入ったことから、つなぎ部や折り曲げ機構部に自己融着テープを巻いている。UHV-6は折り曲げ機構部がナット止め式なので、防水対策は不要(でないと、折り曲げ機構を殺す展開になる。)のはずだが、同じナット止め式のHRシリーズでも若干の漏れを経験しているので、今回も自己融着テープを巻くことにする。

作業は単に処置部を掃除して、自己融着テープを伸ばしながら巻いていくだけ。一般的にはビニールテープを上に重ね巻きすると思うが、細い部位の処理が上手くいかないことと、テープ端の伸びを無くしても剥がれてきて見た目が悪いので行わず。次に2個目以降のコイル装着用のブラケットにも自己融着テープを巻いた。これは防水ではなく、めねじの汚れ防止のためである。

で、早速モービルに取り付けて走ってみた。防水は明日3日が雨ということでその時に見るとして、今日はアンテナの揺れ具合を把握しようと思う。ちょうど前の車が軽ワゴンで、リヤガラスがほぼ垂直ということで、映ったアンテナを見る。予想どおりモノバンドより揺れは大きかった。いくらコイル1つでも、先端部が重いことには変わりないから仕方がない。今回は14MHzのコイルを取り付けたが、「7MHzのコイルだともっと揺れるんだろうな…。」等と思いながら、確認終了。

と言うことで、普段はモノバンドを着けて必要に応じて取り替えるという、何の変哲も無い当り前の結論となった。まぁ女性のアクセサリ類と同じく、半分は気分というノリで手持ちのアンテナを選ぶスタイルで行きましょう。


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