JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

自作の精神

2009年02月21日 23時50分04秒 | 雑感や疑問など

NHKの“日めくりタイムとラベル”という番組を視ていた。これは無作為に選んだ昭和のある年について、所蔵している映像を活用して紹介および取材を交えて構成している番組である。

今回は1955年(昭和30年)ということだったが、この中でボディービルについて触れていた。それによると、当時はバーベル等のトレーニング道具が高価で一般庶民は入手困難という事情から、セメントでバーベルを製作する方法が雑誌に掲載された旨、紹介された。

作り方は、ウェイトは樽を型とし、セメントが固まったら樽をばらして中身を取り出すというものだった。樽はセメントを取り除いて組み直せば、また使うことができるので、この方法はアイデア賞ものだと思う。

注目したいのは、無ければ自分たちで作る。買うだけが能じゃない。ということ。これはアマチュア無線に通じるものがある。今では無線機の自作は少ないと思うが、それでもアンテナやアクセサリ類であれば事例は多いと思う。作る行為そのものもが楽しいのはもちろんだが、必要なものを少しずつ揃えて充実させていくことも楽しいことである。そんなことを再認識させられるひと時であった。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« RIGの操作方法の習得 | トップ | なぜ“まずは上級ハム”なのか? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

雑感や疑問など」カテゴリの最新記事