前記事では、段取り回数を減らすために着手順プラン変更を決めた。それはそのとおりなのだが、そもそも本日(3/16)のWXが最高のアンテナ調整日和であることが大きい。と言うことで、HV-7の時に触れた“都市伝説?”に従って、HV7CXは50MHzから調整していく。
-・・・-
■測定条件など
・モービル :シエンタ+天井にシステムキャリア
・アンテナ地上高:実測で約1.8m
・アンテナ基台 :パイプ基台(COMET_RS-215)+自作パーツ
・同軸ケーブル :50MHz用アンテナチェックケーブル
・アース :アンテナ測定用MAT50、装着状態はこんな感じ。
・測定器 :アンテナアナライザー(COMET_CAA-500MarkⅡ/改)
・その他 :帯域はSWR≦1.5の範囲、ねらいf0=50.200MHz付近
:エレメントは挿入穴に目いっぱい挿し込んで取り付ける。
-・・・-
前記事の位相決めで50MHzエレメントは、進行方向右側とした。この位置で先端に7MHzコイルを装着して現状把握測定。結果、f0=48.129MHz、SWR≒1.00、Z≒49Ω、帯域=47.650~48.608MHz(48.129MHz±479kHz)であった。次に7MHzコイルを14MHzコイルに付け替えて測定。結果、f0=47.235MHz、SWR≒1.00、Z≒47Ω、帯域=46.634~47.836MHz(47.235MHz±601kHz)であった。
この結果を見て「他のバンドは、7MHzと14MHzを共存させてくれないのか…。」と思い、7MHzは一旦横に置いておき、14MHzコイル装着状態のまま取説の変化量infoを参考に、両頭グラインダーで-48mmエレメントをカット&削り落として測定。結果、f0=50.351MHz、SWR≒1.00、Z≒46Ω、帯域=49.552~51.150MHz(50.351MHz±599kHz)となった。
ここで、一旦横に置いておいた7MHzコイルに付け替えて測定。結果、f0=50.367MHz、SWR≒1.00、Z≒48Ω、帯域=49.656~51.078MHz(50.367MHz±711kHz)となり、現状把握時に出ていた差はかなり小さな値に変化し、50MHzは7MHzと14MHzの共存を認めてくれた。よって、50MHzの調整は終了とした。
-・・・-
この展開、本来の周波数に近づくことで動作が安定してくれたのか?正直原因は特定出来ていないけど、まぁ結果オーライということで。次は28MHzの調整を行っていく。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます