JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

叔父あれこれ

2015年08月15日 04時13分46秒 | ごく普通の日記

数日前、母方の叔父の一人が亡くなった。大腸がんだ。我が家的には今月は持つと見ていたのに、どうも理解できない医師に当たったようだ。と言うのも要約すると本人&家族の要望が有った訳でもないのに、医師から余命10日弱である旨の発言が本人にあったらしい。叔父はその後の食事が摂れなくなり、一気に弱っていったとのこと。意味不明な話である。

この叔父は映画が好きで、かつては映画館に勤務していた。自宅にもシアタールームがあり、当然DVDの類も大量にある(→残された家族も、どう片付けるべきか決めかねていた。)。そんなコレクションの中で入院中に視ようと病室に持ち込んでいたものに“東京オリンピック”があった。そう、記録か?映画か?の議論になった、あの作品だ。叔父が映画であるなしに関わらず東京オリンピック好きだったことは母(叔父から見れば姉)から何度か聞いており、この日も「おっちゃん(注:本人の前以外で我が家内部での呼称だった。)らしいな~。」と母と話をした。で、このDVDをお棺に入れようとしたらしいがDVDメディアが樹脂のためNGで、じゃあせめてということで通夜&葬儀の祭壇に飾られた。

それを見ながらもう1つ思い出したことがある。私は小5か小6の頃に切手収集にハマっていた。当時、叔父も少年時代に切手収集していたが、最終的に叔父は切手収集を止めて&コレクションを手放して映画に突き進んだ。だけど東京オリンピック関連の切手だけは手元に残したということを母から聞いていた。で、当時の私が何をしたのかと言うと、遠回しにそのコレクションの中で私が持っていなかった物をおねだりした。具体的には、寄付金付き切手の小型シート6種類中、第5次以外の5種類なのだが、結果として、その小型シート5種類を翌年のお年玉としていただいた。とても嬉しかったと同時に、少し罪悪感もある思い出だ。

思い出の一部と言ったら言ったかもしれないが、残念ながらこの切手を含む私のコレクションは、当時の我が家に入った泥棒が持ち去ってしまった。その後何度か寄付金付き小型シートだけは改めて買おうと思ったが、未だに買っていない。2020年の東京オリンピックの影響で少々値上がりしている可能性はあるが、叔父の死をきっかけに購入を思案中だ。ネットでどの程度の情報が有るか分からないが、まずは情報収集から始めてみよう。


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