1か月ほど前につまんだPDモバイルバッテリーをFT-818に繋げようとしたところ、「あっそっか~。」となる。「う~ん、これだと(私のスタイルで)PDモバイルバッテリーは使えないな~。」ということで、何か対策を必要であることが確定した。
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何の話かというと、私のFT-818には既に過去記事で紹介済みだが、アサップシステムの冷却ファン“AS-817FN”を取り付けている。このファンは、FT-818のDC端子に直結してから元々のコードをファンに接続して電源供給する仕様だが、ファンのDC端子がPortableZero社のエスコートフレーム“817-ESB”のスタンド取り付け部(以降“脚”と表記)の陰になってしまうため、現状はファンに純正DCコードを接続してからエスコートフレームを取り付けた。
こんな状況の中で別のDCコードに挿し替えたくなった場合は、エスコートフレームを一旦取り外してからコードを挿し替えて再びエスコートフレームを取り付けるという、限りなく究極に近い馬鹿馬鹿しい作業を強いられる。このままでは、事実上PDモバイルバッテリーが使えないという致命的?本末転倒?な状況に陥る。
実際問題、脚に取り付ける標準スタンドは冷却ファンのボディーで間に合うので取り外している。これを踏まえて「だったら要らない脚は削り落として、DCジャックの周囲をフリーにしてしまおう。」と思いついた。
そうと決まれば、早速作業開始。厳密にはカテゴリー名@設計製作ネタに合致しないことになるけど、内容は図面を起こす迄もなく、まずはフライス盤(φ10エンドミルを装着)で脚の両サイドとツライチになるように削り落とし、角部は単目ヤスリの中目と細目で整える。削り口は切屑除去&念のため脱脂した後に塗装し、塗料乾燥後に再び組み立てれば作業終了だ。ちなみにUP写真のように2個中1個だけの加工でも機能的にはOKなんたけど、見栄えを得たくてUP写真撮影後に2個目も同じ要領で加工した。
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と言うことで、単にPDモバイルバッテリーをつないで電源供給の新プランをお試しするだけだと思っていたのに、まさかの機械工作系追加工が伴う案件になってしまった。だけどこれでプラグ付きDCコードは全て対応可能になったと思うので、結果オーライであります。めでたしめでたし。
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