去年の12月に、“Remarks欄が勝手に書き替わる迷惑事案の対処方法を知りたい”という記事をUPした。これは、特定のコールサイン(たぶん個人以外が開設したもの)を入力した際にRemarks1欄が勝手に書き換わるという、自己主張が強過ぎる(と当時はマジで思っていた。)と言うか、ありがた迷惑な機能をOFFにする方法が知りたいというものだ。
その記事を投稿してから約8か月となる先日、この記事にコメントが寄せられたことをきっかけに、改めて当該ヘルプを読み直したりしたものの、知らない機能だったためか内容が理解できず、事が前に進む流れにはならなかった。それから数日後、対処方法に偶然到達できたので、その結果をまとめてみた。
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まず、これはHAMLOG本体ではなく、免許状Get'sの機能であることが分かった。と言うのも前述の傾向を踏まえ、お試しで私が管理&HAMLOG関連に一切の登録を行っていない社団局のコールサインを入力したところ、Remarks1欄が局名称に書き替わった。つまり、このありがた迷惑な現象は各社団局側の意思によるものではなかったことが確認できた。
ここで「HAMLOG側がそんな膨大なデータを抱えてまで行う処理ではないよな。」と思い、免許状Get'sを眺めてみる。結果、表に設定ボタンが無いことを確認し、検索結果の余白部分を右クリックしたところ、UPスクショのような7項目が現れ、その4つ目に“クラブ局名取り込み設定”というものがあった。
それを選ぶと、デフォルトがRemarks1欄で計3種類の取り込み先の他に“取込まない”というものがあったので、これを選択。早速、私が管理する社団局とJARL富山県支部のコールサインをお試しで入力してみて確認。結果、いずれもRemarks1欄に局名称は取り込まれず、私が設定した内容@移動運用場所関連の情報がキープされた。
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まさか免許状Get'sのデフォルト設定によって発生している事案だとは思わなかった。これじゃあHAMLOGのヘルプや環境設定項目を探しても見つからないはずだ。それに、自分が登録or入力した内容を勝手に相手方の登録内容に書き換えるなんて、そもそも、普通そんな意味不明な機能は無いわな~。まぁある意味、安心したね。
これで、HAMLOGにお世話になって以降の数年に渡ってストレスだった事案が解消されたので、今後はイラつくこと無く穏やかにHAMLOGを使っていけるものと期待したい。
インストール環境によって色々異なるのかもしれませんが、私は本記事のとおりRemarks1欄がデフォルト設定だったため、環境設定で設定したRemarks1欄の内容が勝手に社団の名称に書き換えられてしまう状況でして、これが中々イライラするんです。でも今回の発見&設定変更で、それも過去の話に出来ました。
ちなみに操作範囲外運用を発見した際は、当該QSOに対して一旦QSLカードの発行を凍結します。違法者に果実を与えることに抵抗があるので。でも、その後3か月程度で再び確認しまして、単に総務省データベースの更新タイムラグ中だっただけと判断できた場合は、凍結を解除してQSLカードを発行しています。それでも過去には、失効中(たぶん再免許が間に合わなかったケース)が明らかになったため、凍結解除ならずという事案もありますね。
言われるまで気がつきませんでした。
早速、設定を見てみましたが私の場合はRemaksに取り込む箇所はチェックが入っていませんでした。
免許状Get'sは使ったことが無かったので不具合にも遭遇することが無く、意味不明でした。
必要を感じないので取り込まないにチェックを入れました。