JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

HFB-12(24MHz用ホイップ)をシエンタで再測定

2022年08月27日 23時47分10秒 | 24MHzアンテナ

HA021@21MHzの記事で触れたが、同級生ハム仲間がパッチンタイプのフェライトコアに6回巻きした短いケーブル(以下“コアケーブル”と表記。)を貸してくれた。

ただ、21MHzはHFB-15がいつもの流れで立ち上がってくれたため、コアケーブルを使ってみるなど、普段と異なるプランは結果的に登場しなかった。そこで次は、唯一立ち上がっていないHFバンドである24MHzのアンテナを、もう1度試してみることにした。

基本的な測定条件は、ケーブル長さ≒150mmのマグネットアースシート×1枚、24MHz用のチェックケーブル、1つ型遅れのCOMET製アンテナアナライザーという従来どおりのパターンで、帯域は、SWR≦1.5の範囲とした。

まずは標準の付属エレメントを目いっぱい挿入、つまりデフォルト状態で測定。結果は、f0=25.632MHz、SWR≒1.38、Z≒51Ω、帯域=25.494~25.770MHz(25.632MHz±138kHz)であった。Z値はまあまあOKだけど、ボトムSWR値はもう少し低く出て欲しい感じだ。

この状態にコアケーブルを加えて2回目の測定。結果は、f0=25.636MHz、SWR≒1.41、Z≒71Ω、帯域=25.522~25.770MHz(25.636MHz±124kHz)であった。う~ん、コアケーブルで期待した効果が出ている感じじゃないな。

一旦コアケーブルを外して、エレメントを目いっぱい延ばして3回目の測定。結果は、f0=23.597MHz、SWR≒1.28、Z≒47Ω、帯域=23.434~23.760MHz(23.597MHz±163kHz)であった。とりあえず両極端な状態でバンドを跨ぐ値が出たことは一安心だな。

この状態に再びコアケーブルを加えて4回目の測定。結果は、f0=23.621MHz、SWR≒1.30、Z≒61Ω、帯域=23.464~23.778MHz(23.621MHz±157kHz)であった。う~ん、ここもコアケーブルで期待した効果が出ている感じじゃないな。

この日はここで時間切れとなり、調整は後日ということで中断。上記を踏まえると、とりあえず使えない感じではないけど、満足度は低い結果になりそうだな。今のところ24MHz用アンテナはこれ1本だけなので、近々調整したいと思う。


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