18MHz帯の周波数範囲は、18.068MHz~18.168MHzの100kHzであることは周知の事実である。SSB(J3E)で運用する場合は、USBの場合で18.165が中心周波数(搬送波周波数)の上限だ。ところが、今日のワッチ中に18.167MHzで運用しているバカがいた。
ご存知と思うが、USBの場合の帯域は中心周波数(搬送波周波数)から+3kHzである。つまり、18.167MHz+3kHz=18.170MHz>18.168MHz。そう、“オフバンド”である。これは違法行為なのは明らかだが、こちらが送信して注意するとこちらも違法行為となってしまう。仕方がないので、18.165MHzでCQを出すことにする。差が2kHzなので若干の混信しか与えられないが、オフバンド運用を断念することを願って強行した。
早速コールがあり、「2kHz上に混信しているが、あれはオフバンドなのよね。」と話し、相手も納得。幸いにもこのQSOの途中で混信が無くなった(オフバンド運用が終了した)ので、目的は達した。
それにしても、18MHz帯でこんなに次元の低い運用に遭遇したのは初めてだ。仮にも3アマ以上であれば、HF帯(国際バンド)でこのような行為は論外、日本の恥である。本来なら80条による報告だろうが、あまりにも馬鹿馬鹿しい内容である。「以後気を付けたまえ!JA0A*Q君とJG7A*P君!!」
しかし一方がCQを出して、もう一方がコールしたものと思うが、どちらも気付かないなんて…。「本当に双方3アマ以上なの?」或いは「その器なのだろうか?」あまりにお粗末な話で閉口ものである。
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