今回、初めて記念局系の運用をやらせていただいた。例えば、8で始まるコールサインの繰り返し打電など、運用そのもので初めて経験することもあれば、ログデータの取り扱い関連でも初めて経験することもあった。そこで備忘録として、それらをまとめておくことにした。
まず、カンペの作成。昨秋に2809でJH9YAA/9を7MHzSSBで運用させていただいたとき、途中でうっかり個人のコールサインを送出してしまい、仲間から指摘されたことがあった。
やはり頭の中では分かっているつもりでも、単に気を付けるだけでは限界がある。まぁ私だけかもしれないけど、そういう事案を発生させたことは確かなので、運用時には送出内容を見ながら打電した。
次にTurboHAMLOGに8J9VLPを登録。統括運用責任者?(←立場の呼称を把握していなかったので…。)から、ログデータはできるだけハムログを使って欲しいと要望があったためそうするとして、であれば個人@JR9RVKとデータが混ざらないようにしないと大変なことになる。
そこで以前購入した“ハムログ入門ガイド”という本で調べたところ、コールサインを登録すると専用のフォルダが作成されて、その中に必要なファイルが展開されるらしい。で、実際にやってみるとそのとおりになり、デスクトップに追加登録したコールサイン名のショートカットが作成された。個人的には、フォルダ内にQSLカードのサンプルフォーマットまで展開されいるのを見て、「そこまでやるんや…。」と思った。
登録が終わればログデータの入力を始められるが、その前に表示や入力環境の設定を行った。具体的には、数字のゼロが入力されていることを常時確認できるように、ログデータのフォントをIPAゴシック(←個人的に常用フォントにしています。)に変えて、斜線付きのゼロが画面表示されるように設定。
あと、Remarks1欄には運用場所関連の情報(市町村名、ハムログ市町村コード、グリッドロケーター)、Remarks2欄には運用者情報(コールサイン、氏名、無線従事者免許証番号)を入力するよう指示があったので、それぞれ設定2タグの入力欄に登録した。他にも最終データの日付時間を(分の位置にカーソルで)コピーするの設定や、年を4桁で表示など、幾つか細かい設定を変更した。
いよいよデータ入力。今回の入力情報はコールサイン、時刻、バンド、RSTしか無いので、全てキーボード操作のみで対応できた。これ、普段よりも間違いなく短時間で入力を終えた感じで、「情報がシンプルだと、ここまで違うんか~。」という経験が出来た。そして最後に、データファイルを運用責任者にメール送付し、終了した。
で、結局バンド&エリア別のQSO数は、こんな感じ。
表示させたいバンドを選んで出力する方法が分からなかったので、渋々スカスカな表です。まぁそれはさておき、沢山の局とQSOが叶いました。ありがとうございました。
※ 2022年5月24日 追加
ログデータに詳細な周波数情報が必要とのことで、データに追加要請あり。運用責任者から、それ用のCSVファイルを送付いただいたので、追加入力返送した。
多数派のやり方は把握していないけど、私は紙ログ(QSO時の走り書き)には個別の周波数を控えていて、HAMLOGにはバンドで入力している。もしも更に効率化していてリアルタイムロギングで運用していたら、この要請には応えれないところだった。結果的に紙ログ運用していて正解だった事例となった。
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