林と道を隔てるフェンスに、カナムグラが繁っていました。雄花序や雌花序も目立ち始めていて、もう花の咲く季節なのだと思いながら歩いていると、茎先に止まる虫を見つけました。
近付いて見てみると、2匹の虫が重なっています。この虫はマメコガネでしょうか。
カメラを向けても動く気配はありません。さらに近付くと、上の方の虫が、後脚を空へ向けて八の字に伸ばしました。でも、動きはそれだけでした。
細かい雨を一身に受けながら、貴重な出会いを逃すものか、という気配が漂っているように見えました。
カナムグラの花
8月下旬 横浜市内にて