ゲンノショウコ[現の証拠](フウロソウ科)
林の脇に広がる草地では、ゲンノショウコが花を咲かせ始めています。
ここは、春になるとミツバツチグリやタチツボスミレなどがたくさん咲く所でもあります。
草刈にあう所なので、周りの草も草丈もそれほど高くなく、ゲンノショウコもこじんまりとした感じでした。
9月上旬 横浜市内にて
別の林際では、赤花のゲンノショウコも咲いていました。ここは暫らく人の手が入っていないようで、私の背丈ほどの草も繁っていました。上のゲンノショウコに比べ草丈が高く、私の腰ほどまで茎を伸ばして花を咲かせています。
同じ植物でも生育環境によって、その姿が異なって見えることもありますね。
以前にも載せましたが、ゲンノソウコは日本の三大民間薬のひとつです。花期に全草を採って干し用いますが、花の咲き始めが効果が一番あるそうです。9月も半ば過ぎ、まだ間に合うのでしょうか。
9月中旬 横浜市内にて
2010年の花