自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

花とチョウ・・・ダイコンソウ

2011-09-14 20:40:00 | お散歩


ダイコンソウ[大根草](バラ科)
山野に生える多年草。全体に粗い軟毛が密生します。果実はそう果が球状に集まった集合果です。
6~8月、黄色の5弁花を付けます。柱頭の先は折れ曲がっていて、果実の生長とともにその先端が脱落し、かぎ状になります。これもまたひっつき虫のひとつです。
秋に全草を採って干し、利尿や細菌性下痢、歯痛、湿疹などに用いる薬草でもあります。
道端の草むらに、ダイコンソウの花が咲いていました。そのひとつにチョウがとまって、盛んに蜜を吸っています。これはヤマトシジミですね。細かく位置を変えながら、吸蜜している姿を追ったのですが、何となく動きがおかしいのです。落ち着いて見てみると、花の中心に頭があると思っていたのですが、全く逆の姿でした。
ヤマトシジミの幼虫の食草は、カタバミです。家の近くでもよく見かけるこのチョウの姿、知っているようで知らなかったようです。

9月上旬 横浜市内にて

コメント (4)
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