ノイバラ[野茨](バラ科)
北海道西南部~本州、四国、九州の低地~山地に生える落葉低木。葉は奇数羽状複葉で互生し、小葉は7~9個、卵形~長楕円形で縁に浅い鋸歯があり、葉裏と羽軸には軟毛があります。托葉は葉柄に沿着し、腺質で細深裂します。
5~6月、枝先に総状花序をだし、径約2cmの白色の花を咲かせます。秋には赤く熟した偽果をつけます。以前にも載せましたが、これを「営実(エイジツ)」といい、峻下薬として用います。
この季節、林縁や畑脇の道などを歩いていると、甘い香りが漂ってきます。このノイバラも、そんな甘い香りを放つ花のひとつです。
花にもう少し近づいてみました。雄蕊が多いですね。花柱はお互いにゆるく合着し柱状になります。
小さな花ですが、わりと強い香りがあります。緑が濃くなってきた時期に、たくさんの白い花を咲かせて綺麗ですね。
今年はバラの花付きがいいと聞きましたが、ノイバラも例外ではないのでしょう。
ついでに載せた我が家のバラです。今年はひと枝に3個ずつ花をつけました。
でも、ノイバラの魅力には勝てませんね・・・
5月下旬 横浜市内にて
北海道西南部~本州、四国、九州の低地~山地に生える落葉低木。葉は奇数羽状複葉で互生し、小葉は7~9個、卵形~長楕円形で縁に浅い鋸歯があり、葉裏と羽軸には軟毛があります。托葉は葉柄に沿着し、腺質で細深裂します。
5~6月、枝先に総状花序をだし、径約2cmの白色の花を咲かせます。秋には赤く熟した偽果をつけます。以前にも載せましたが、これを「営実(エイジツ)」といい、峻下薬として用います。
この季節、林縁や畑脇の道などを歩いていると、甘い香りが漂ってきます。このノイバラも、そんな甘い香りを放つ花のひとつです。
花にもう少し近づいてみました。雄蕊が多いですね。花柱はお互いにゆるく合着し柱状になります。
小さな花ですが、わりと強い香りがあります。緑が濃くなってきた時期に、たくさんの白い花を咲かせて綺麗ですね。
今年はバラの花付きがいいと聞きましたが、ノイバラも例外ではないのでしょう。
ついでに載せた我が家のバラです。今年はひと枝に3個ずつ花をつけました。
でも、ノイバラの魅力には勝てませんね・・・
5月下旬 横浜市内にて