ホタルブクロ[蛍袋](キキョウ科)
この花も、梅雨の頃に花を咲かせますね。この時は、まだ蕾の方が多かった印象があります。
花の中を覗いてみました。花柱の先が3裂していますね。ホタルブクロの花は、雄性先熟で、開花直前、花柱が葯に囲まれ、葯から出た花粉が花柱にへばりつきます。開花初期には葯は萎れ始め、花柱は伸びていきます。花柱に付いた花粉がとれる頃、花柱の先が3裂し、柱頭が現れるのです。
花の奥に、萎れて茶色くなった葯を見ることが出来ます。
毎年ホタルブクロの花を載せていて、何度か花の中を様子を載せていますが、花柱の先が3裂しているところは初めて撮ったのです。
蕚の様子です。蕚片の間に付属体があり、上に反り返ってますね。これがホタルブクロの特徴です。
よく似たヤマホタルブクロには付属体がなく、蕚片の間は盛り上がっています。この時は、ヤマホタルブクロに出会えませんでした。
ホタルブクロの若い葉は食べられます。学生の頃、天ぷらにして食べた事がありますが、味はよく覚えていません。きっと、癖のない味だったのでしょうね。
2011年の花
6月中旬 横浜市内にて
この花も、梅雨の頃に花を咲かせますね。この時は、まだ蕾の方が多かった印象があります。
花の中を覗いてみました。花柱の先が3裂していますね。ホタルブクロの花は、雄性先熟で、開花直前、花柱が葯に囲まれ、葯から出た花粉が花柱にへばりつきます。開花初期には葯は萎れ始め、花柱は伸びていきます。花柱に付いた花粉がとれる頃、花柱の先が3裂し、柱頭が現れるのです。
花の奥に、萎れて茶色くなった葯を見ることが出来ます。
毎年ホタルブクロの花を載せていて、何度か花の中を様子を載せていますが、花柱の先が3裂しているところは初めて撮ったのです。
蕚の様子です。蕚片の間に付属体があり、上に反り返ってますね。これがホタルブクロの特徴です。
よく似たヤマホタルブクロには付属体がなく、蕚片の間は盛り上がっています。この時は、ヤマホタルブクロに出会えませんでした。
ホタルブクロの若い葉は食べられます。学生の頃、天ぷらにして食べた事がありますが、味はよく覚えていません。きっと、癖のない味だったのでしょうね。
2011年の花
6月中旬 横浜市内にて