自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

季節到来・・・ムラサキシキブ

2012-06-19 20:50:00 | お散歩
ムラサキシキブ[紫式部](クマツヅラ科)
各地の山野に生える落葉低木。葉は対生し、楕円形~長楕円形。先は尖り、縁に細かい鋸歯があります。
6~7月、葉腋から集散花序を出し薄紫色の花を咲かせます。果実は核果で秋に赤紫色に熟します。
林沿いの道を歩いていると、小さな蕾をたくさん付けた木と出会いました。ムラサキシキブです。
この花も、梅雨の頃に咲きますね。この日は圧倒的に蕾の方が多かったのですが、少しだけ花を咲かせていました。

花に近づいてみました。
この花の色、美しい色合いですよね。長く突き出た雄蕊や雌蕊も魅力的です。
写真左下を見ると、葉の付け根から花序が出ていることが分かりますね。葉柄と花序の位置関係が、似た仲間との区別点のひとつになります。
この辺りでは、普通に見られる木のひとつです。秋には、実の生る姿も楽しめますね。

今夜は台風4号が接近して、風や雨が強くなっています。被害の出ないことを祈ります。

ムラサキシキブの実

6月中旬 横浜市内にて

コメント (14)
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