自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

花は幾つ?・・・コシロノセンダングサ

2012-10-20 18:23:00 | お散歩

コシロノセンダングサ[小白栴檀草](キク科)
この季節、道端などでもよく見かけるセンダングサの仲間です。
一見ひとつの花に見えるこの花は、頭花といって、小さな花(小花)の塊です。
花弁状についているのは舌状花といって、一つ一つが花になります。中央に集まるのは筒状花です。これもたくさん集まっていますね。舌状花は多くの場合、花を目立たせて、昆虫達をおびき寄せる手段だといわれています。
キク科の植物は、小花をたくさんつけて効率的に種子を作っているのです。
よく見かけるコセンダングサには、舌状花は無く筒状花だけです。タンポポの仲間は、舌状花の集まりになります。
よく晴れた秋の草はらで、この花の数を数えるのも楽しいかもしれませんね。

2011年の花

10月上旬 横浜市内にて

コメント (12)
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