自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

和歌にも詠まれ・・・カナムグラ

2012-10-27 16:00:00 | お散歩
カナムグラ[金葎](クワ科)
道端の草むらで、カナムグラが花を咲かせていました。これは雌花ですね。

すぐ近くの畑の脇の草むらでは、赤褐色に色付いたものがありました。受粉後、果実が成熟すると、このような色になるのです。
百人一首にある「八重葎 しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり」の「八重葎(ヤエムグラ)」は、今で言うと、このカナムグラのことを指すそうです。
カナムグラの蔓延り方は、遠い昔から印象的なものだったのでしょうね。

2007年の花

10月中旬 横浜市内にて

コメント (18)
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