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本州以南の各地に生える雌雄同株の多年草。葉は互生し、広卵形で先は尾状に尖り、縁には鋸歯があります。葉裏には白い毛が密生し白く見えます。
以前は、茎を蒸して皮を剥ぎ、繊維をとって布などを編んだそうです。
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これは雄花序ですが、この時はまだ咲き始めといった所でした。茎の上部には雌花序らしきものもありましたが、こちらはまだ花が咲いていないように見えました。
このカラムシは、林縁を流れる小川沿いに生えていました。花も目立たないし、大きく育つので刈られてしまうことも多いでしょう。
昔はこのような草からも繊維をとって利用していたのですね。今ではすっかり忘れ去られた存在です。
7月下旬 横浜市内にて