自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

こんな葉もある・・・アオツヅラフジ

2007-10-21 22:02:00 | お散歩
アオツヅラフジ[青葛藤]
(ツヅラフジ科)
これはまだ、エビヅルに出会う前に見つけたものです。
いつものように散策をしていると、道端の藪の中に青紫色の実を見つけ、やっとエビヅルに出会えたと思ったのですが、葉の形が違います。
「アオツヅラフジの実にも似ているけど、こんな葉ではないし」と思いながら調べてみると、やっぱりアオツヅラフジでした。
図鑑には「葉は全縁~3裂する」と書かれているのを読んでいたのに、頭の中に入っていなかったようです。やはり、実物を見ていかないとなかなか覚えられませんね・・・・・

9月下旬 横浜市内にて 
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ひっつき虫・・・ダイコンソウ

2007-10-20 21:14:00 | お散歩
ダイコンソウ[大根草](バラ科)
山野に生える多年草で、全体に粗い軟毛が密生します。果実はそう果が球状に集まった集合果です。
6~8月に黄色の5弁花を付けますが、柱頭の先が折れ曲がっていて、果実の生長とともにその先端が脱落し、かぎ状になります。この果実はまだ若いので、折れ曲がっている様子がわかりますね。
根生葉がダイコンの葉に似るためこの名がありますが、こちらはひっつき虫のひとつです。
今頃は、ひっつく準備も整ったことでしょう・・・・・

9月下旬 横浜市内にて 
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今年のドングリ・・・シラカシ

2007-10-19 20:50:00 | お散歩
シラカシ[白樫](ブナ科)
今年もまた、緑のドングリです。
昔住んでいた家の裏には、クヌギとコナラが植えてありました。子供の頃は、クヌギの艶々としたまん丸いドングリが大好きで、毎年のように拾い集めていました。
そんな私にとって、シラカシの実はクヌギやコナラよりちょっと小さめなので、あまり興味の対象とはなりませんでした。
でも今は、シラカシのドングリも季節を感じさせてくれる大切な物のひとつです。
もちろんクヌギのドングリも、見つければ必ず手に取ってしまうほど大好きですよ・・・・・

9月下旬 横浜市内にて 
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藪に埋もれて・・・ソクズ

2007-10-18 22:07:00 | お散歩
ソクズ(スイカズラ科)
山野や人里に生える大型の多年草で、高さは1~1.5mになります。7~8月に茎先に散状花序を出し、花冠が5深裂する白色花を多数つけます。
葉は奇数羽状複葉で対生し、小葉は広披針形~狭卵形で鋸歯があります。同属の木本に「ニワトコ」があり、葉が似ていることから「クサニワトコ」という別名もあります。
全草を「サクダク」と称し、リウマチや打撲、腰痛に浴湯料として用いるそうです。
いつものように林の中を散策していると、林の切れ目の藪にオレンジ色の物を見つけました。
どこかの木から枝が落ちたのかと思いましたが、後から生えてきたヤブガラシに覆われてしまったソクズでした。ちょっとピントが合っていませんが、一応記録に残しておきます。

9月下旬 横浜市内にて 
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再会・・・ツリフネソウ

2007-10-17 22:44:00 | お散歩
ツリフネソウ[釣舟草]
(ツリフネソウ科)
花が咲いているところを見られなかった、去年見つけたツリフネソウ。
今年は花に出会えました。
学生の頃に参加した観察会で初めて出合ったツリフネソウは、高尾山方面の山の中にありました。
その後、いくつか他の場所でも出会いましたが、こんなに家の近くで出会えてとてもうれしいですね。
つい半月ほど前まで咲いていた花も、今ではもう咲き終わり、実りの準備をしていることでしょう。
来年また再会するのが楽しみです・・・・・

9月下旬 横浜市内にて 
コメント (2)
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