自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

今年も畦にて・・・ミゾカクシ

2011-07-26 21:29:00 | お散歩


ミゾカクシ[溝隠](キキョウ科)
今年も無事に、この花を見ることができました。近所の田んぼで、この花に初めて出会ったのは、散策を始めて間もない頃でした。こんなに可愛い花が身近にあることを知り、とても嬉しくなったことを覚えています。
それから5年、そこにある田んぼも数を減らし、ミゾカクシの咲く畦も少なくなってしまいました。
去年から今年にかけても、田んぼが無くなり、もうミゾカクシに出会えないかと心配していたのです。
小さなミゾカクシの花。果たしていつまで見ることができるのでしょう。この花にとっても、最大の敵は我々なのですね。

2010年の花

7月中旬 横浜市内にて

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鬼ごっこ・・・

2011-07-25 21:10:00 | お散歩


キジ[雉](キジ科)
畑の中の道を歩いていると、キジの番いに出会いました。まさに出会い頭といった状況でしたが、カメラを構える間に雌の方は、左手の茂みに逃げてしまいました。
一羽残った雄は、私の注意を引くようにわざとゆっくり歩いたかと思うと、一瞬のうちに右手の方へ走り去っていきました。この一枚を撮れたので、追いかけることはしませんでしたが、キジのダッシュは速いですね。
自分を犠牲にして、雌を逃がす。このキジの行動を、私も見習わないといけないですね。

2010年のキジ

7月中旬 横浜市内にて

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花の後には・・・ケンポナシ

2011-07-24 17:58:00 | お散歩


ケンポナシ[玄圃梨](クロウメモドキ科)
先月の終わりには、まだ花を咲かせていたケンポナシ。今では花も終わって、緑色をした実をつけています。
たくさん花が咲いていただけあって、実の数も多いようです。
細かく枝分かれしているように見える果柄ですが、まだ細いですね。このあと、実が熟してくるとともに、この部分も肥大してきます。そして肥大した果柄が、食用となるのです。
まだ味見したことがないので、一度は味わってみたいと思うのですが、手が届かぬところになっている実。落ちてくるのを下で待つしかないのでしょうね・・・

ケンポナシの花

7月中旬 横浜市内にて

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こんな花も咲いています・・・タケニグサ

2011-07-23 21:04:00 | お散歩


タケニグサ[竹似草](ケシ科)
道端では、こんな花も盛んに咲いています。タケニグサは、花弁が無いので、咲いているというより、既に花が終わってしまったのかと思ってしまいます。
この細い雄しべの中に、雌しべが隠れていますが、まだじっくり観察したことはありません。今度は雌しべを観察してみないといけません。
下の方に見える、やや茶色っぽいものは花が終わり、実になり始めているものですね。上のほうにはまだたくさん蕾があります。タケニグサの花期はわりと長いんですね。
林際や道端などで、タケニグサだけが折られていることがよくあります。人目につきやすいところに生えて、目立つ姿は狙われやすいのかもしれません。

2009年の花

7月中旬 横浜市内にて

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旅立ちの時・・・

2011-07-22 21:07:00 | お散歩


ニホンミツバチ[日本蜜蜂](ミツバチ科)
先日載せたミツバチの巣。この日はとんでもないことになっていました。
たくさんのハチ達が、巣から出てきて盛んに翅を震わしています。辺りには羽音が響き渡っていました。
これは「分蜂(ぶんぽう)」というそうです。今までこの巣で暮らしていた女王蜂が、新しい女王蜂に巣を明け渡し、多くの働き蜂とともに新たな巣を作る準備をしているのです。こうすることで、ミツバチたちは群れの数を増やしていくのです。
このあと群れごと移動をし、新たな巣を作る場所を探すそうですが、このミツバチたち、無事に巣を作ってくれるといいですね。

6月下旬の様子

7月中旬 横浜市内にて

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