自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

未熟な実も・・・

2017-08-05 22:26:00 | お散歩
カラタチ[枳殻](ミカン科)
近所の畑の脇に植えられたカラタチに、まだ緑色をした実が生っていました。
鋭い刺、久し振りの観察です。
カラタチの実は、生薬となりますが、苦みや酸味が強くて食用には向かないそうです。
黄色く熟した実は、美味しそうに見えますが残念なことです。
ナミアゲハやクロアゲハの幼虫は、カラタチの葉も食草としますが、今度はその幼虫でも探してみましょうか。

2015年の実

7月中旬 横浜市内にて

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梢にて・・・

2017-08-04 21:31:00 | お散歩
ゴマダラカミキリ[胡麻斑髪切](カミキリムシ科)
柑橘類の害虫として知られているカミキリムシで、クワやイチジク、リンゴなどにも被害を出すこともあります。
全体に光沢のある黒色をしていて、前翔には白色の不規則な斑紋があります。
成虫は6~8月頃に出現し、羽化してから10日前後で産卵を始めます。産卵期間は6~10月頃までだそうですが、最盛期は6~7月です。
近所の公園を歩いていると、センダンの木があるのに気付きました。実が生っていないか近づいた所、このカミキリがいたのです。
長い触角ですね。交尾してましたが、このあと産卵して、子孫を残すのでしょう。
害虫と呼ばれても命は繋いでいきます。

7月中旬 横浜市内にて

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小さな花でも・・・アオツヅラフジ

2017-08-03 18:01:00 | お散歩
アオツヅラフジ[青葛藤](ツヅラフジ科)
エビヅルを観察したすぐ近くで、この小さな花にも出会うことができました。
これはアオツヅラフジの花ですね。
この冬に周囲の木々が切られてしまい、絡まるものがないからか垂れ下る様に茎を伸ばしています。

花に近づいてみました。
これは雄花でしょうか。去年の秋に雌花を観察していますが、雄花序は雌花序より花の数が多いですね。
もっと近づいて花の様子を撮りたかったのですが、風に揺られてうまくいきませんでした。

2016年の雌花

7月中旬 横浜市内にて

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似て非なるもの・・・ノブドウ

2017-08-02 22:22:00 | お散歩
ノブドウ[野葡萄](ブドウ科)
エビヅルを見た所に近くには、同じような葉を付けた物が蔓延っていました。
こちらはノブドウです。葉と対に集散花序を付けて花を咲かせます。
エビヅルも葉と対に花序を付けますが、円錐花序で雌雄異株と違いがあります。

すぐ近くには、上から垂れ下るように伸びたノブドウもありました。
ノブドウの葉は、3~5裂します。こちらのノブドウは5裂した葉が多いでしょうか。
蔓の先にはまだ花が咲いています。根元に近づくにつれ、実になっていく姿が観察できますね。

色付いた実

7月中旬 横浜市内にて

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花後の楽しみ・・・

2017-08-01 21:15:00 | お散歩
エビヅル[海老蔓](ブドウ科)
雄花を観察したすぐ近くでは、エビヅルのまだ緑色の実を見ることができました。
上の方にあるので、熟しても手が届きそうにありません。

近くの林縁では、もう少し色付いている実にも出会うことができました。
ここは私が初めてエビヅルを観察し、その実を味見した場所です。時々草刈りに遭いながらも、こうしてエビヅルが実を付け続けています。
ここは手が度々く所に実が生っているので、もう少し我慢すれば味見は可能です。
美味しくなった頃にまた訪れてみたいです。

2010年の熟した実

7月中旬 横浜市内にて

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