自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

花咲く前の・・・

2019-05-25 22:14:00 | お散歩
サイハイラン[采配蘭](ラン科)
北海道~九州の山地の林内に生える多年草。葉は長楕円形で先が尖り、根元に普通1個だけ付きます。
5~6月、花茎をのばし、20個前後の花を付けます。花後に葉は枯れ落ち、そのあと生えた新しい葉で冬を越します。
鱗茎を乾燥させたものを「山慈姑(サンジコ)」と言って、胸やけ、胃腸カタル、ひび、あかぎれなどに用いる薬草です。
サイハイランがあることは聞いていたのですが、今回初めて出会うことができました。ここは何度も通っている林の道です。今まで気づかなかったのが残念でなりません。
せっかく出会ったサイハイランですが、花には少し早かったようで、これから咲き始める所でした。
今頃はもう花が咲いているでしょうか。
時間を作って見に行ってみたいです。

5月中旬 横浜市内にて

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花の季節に・・・エゴノキ

2019-05-24 21:40:00 | お散歩
エゴノキ[野茉莉](エゴノキ科)
林縁ではエゴノキの花も咲いていました。
ここのエゴノキは樹高が高く、見上げても花には手が届きそうにありません。
たくさん咲いた白い花には、クマバチが何匹も集まっていました。
以前同じような光景を見たことがありますが、その時はもっと樹高が低く、クマバチの羽音が耳に届きました。
今回はその羽音を楽しめなかったのが残念です。
今週末は真夏の気温が予想されています。
散策の予定もありますが、熱中症には注意しないといけません。
それにしても気温の変化が大きすぎます。

2012年の花

5月中旬 横浜市内にて

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赤く実って・・・

2019-05-23 19:15:00 | お散歩
ウグイスカグラ[鶯神楽](スイカズラ科)
3月に花を咲かせていたウグイスカグラも、無事に赤い実を付けていました。
この果実は液果、丸々と膨れてはち切れそうです。
小さいけれど美味しい実だと思います。
久しぶりにちょっと味見してしまいました。

3月の花

5月上旬 横浜市内にて

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花と蝶と・・・

2019-05-22 21:30:00 | お散歩
ハルジオン[春紫苑](キク科)
道端や荒れ地、空き地などに生える、北アメリカ原産の多年草。茎は中空。根生葉はへら形で、翼のある柄をもち、花期にも残ります。茎葉は披針形で、基部は耳状にはりだして茎を抱きます。
4~7月、上部の茎先に白色~淡紅色の頭花をつけます。蕾の時はうなだれているのも特徴です。
公園の中を歩いていると、道端にハルジオンの花がたくさん咲いていました。1920年頃に観賞用として導入されたそうですが、今ではこのように群れて咲く姿を至る所で見ることができます。
ハルジオンもアレロパシーにより、このような群生を作るそうです。
その繁殖力の強さから、日本の侵略的外来種ワースト100。外来生物法で要注意外来生物に指定されています。
そんなことはお構いなしに、1頭のアオスジアゲハが蜜を求めて花の間をヒラヒラと舞っていました。

5月上旬 横浜市内にて

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大きな花も・・・

2019-05-21 18:55:00 | お散歩
ホオノキ[朴木・厚木](モクレン科)
久しぶりにホオノキの花を見ることができました。
でも、残念ながら近くで撮ることができませんでした。
別の所でも、今年は花を観察できましたが、咲き終わる頃のものにしか出会えず、こうして綺麗な花は近くから撮れません。
思うようにはいかないものです。
ホオノキの花は、雌性先熟です。花被片や雌蕊、雄蕊などが花床かららせん状についています。
その様子を改めて確認してみたいです。

2012年の花

5月上旬 横浜市内にて

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