キノコの時期になりました。
まぁ、キノコって春も夏も発生しているので、時期という表現は正しくないのかもしれませんが、「美味しいキノコが発生する時期」ってことで「キノコの時期」。
で、毎年、毒キノコを食べてしまい、中毒になったというニュースも聞くわけですが、その中で最も誤食してしまう毒キノコ「ツキヨタケ」について。
その名の通り、暗いところでぼんやりと光るキノコなので「月夜茸」。
ブナの枯れ木に密集して生えている姿をよく見かけます。
あまり、ブナの枯れ木がある山の中を暗い時に歩くことがないので、光ったところを見たことはありませんが・・・。
光ったら、キレイなんだろうな~・・・・と思いながら、この10数年間見に行こうとしたことがないんです・・・。(シイノトモシビタケは見に行くんだけど・・・)
見た目がムキタケやヒラタケ、シイタケに似ているので、間違って食べてしまうようです。
しかも、食べた人の話によると「美味しい」らしいです。
テングタケも美味しいらしいのですが、美味しい毒キノコって多いそうです・・・。
以前、ツキヨタケに群がる人がいたので、見ていると、袋に入れていました・・・。
見過ごすわけにもいかず、「あの~、それ毒キノコですけど・・・・」と声をかけると、
案の定「そうなの?ヒラタケじゃないの?」と・・・。
「キノコを半分に割いて、柄の部分が黒いと、毒キノコのツキヨタケなんです。」
「そういえば、聞いたことあるわ~」
・・・・・・。
意外と判別方法を知っていながら、ヒラタケと思い込んでしまい、試そうとしない?、忘れる?・・・・。
それが、食べてしまう原因なのかな?
確かにツキヨタケの見た目は美味そう。
ムキタケとかヒラタケを採るときは、必ず、上の方法でツキヨタケの判別をしてください
大量に採った後、ツキヨタケと知って、枯れ木の根元に大量に捨てられるのは、ちょっと・・・・。