はぐくみ幸房@山いこら♪

「森を育み、人を育み、幸せ育む」がコンセプト。株式会社はぐくみ幸房のブログです。色々な森の楽しさ共有してます♪

ツキヨタケ

2015年10月06日 | キノコ・菌類のお話

 キノコの時期になりました

 まぁ、キノコって春も夏も発生しているので、時期という表現は正しくないのかもしれませんが、「美味しいキノコが発生する時期」ってことで「キノコの時期」。

 で、毎年、毒キノコを食べてしまい、中毒になったというニュースも聞くわけですが、その中で最も誤食してしまう毒キノコ「ツキヨタケ」について。

 

 その名の通り、暗いところでぼんやりと光るキノコなので「月夜茸」。

 ブナの枯れ木に密集して生えている姿をよく見かけます。

 あまり、ブナの枯れ木がある山の中を暗い時に歩くことがないので、光ったところを見たことはありませんが・・・

 

 光ったら、キレイなんだろうな~・・・・と思いながら、この10数年間見に行こうとしたことがないんです・・・。(シイノトモシビタケは見に行くんだけど・・・)

 

 見た目がムキタケやヒラタケ、シイタケに似ているので、間違って食べてしまうようです。

 しかも、食べた人の話によると「美味しい」らしいです。

 テングタケも美味しいらしいのですが、美味しい毒キノコって多いそうです・・・

 

 以前、ツキヨタケに群がる人がいたので、見ていると、袋に入れていました・・・

 見過ごすわけにもいかず、「あの~、それ毒キノコですけど・・・・」と声をかけると、

 案の定「そうなの?ヒラタケじゃないの?」と・・・。

 「キノコを半分に割いて、柄の部分が黒いと、毒キノコのツキヨタケなんです。」

 

 「そういえば、聞いたことあるわ~」

 ・・・・・・

 

 意外と判別方法を知っていながら、ヒラタケと思い込んでしまい、試そうとしない?、忘れる?・・・・

 それが、食べてしまう原因なのかな?

 確かにツキヨタケの見た目は美味そう。

 

 ムキタケとかヒラタケを採るときは、必ず、上の方法でツキヨタケの判別をしてください

 大量に採った後、ツキヨタケと知って、枯れ木の根元に大量に捨てられるのは、ちょっと・・・・

コメント
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