植栽木に留まらず、元玉の部分も剥皮するシカ
材の剥き出し部は、地上高50cm~80cmくらいでしたが、2mくらいまで剥皮の影響を受けているものも
違う現場でも・・・
30年生のヒノキ林でも・・・
再造林の時期を迎え、植栽木のシカ害が非常に危惧されていますが、当然、成木の被害も危惧されます
シカの剥皮は、8~20年生の若齢木でも発生しますし、50~70年生の高齢木でも発生します
加えて、シカの角研ぎによる剥皮という問題も
シカ害は、植栽だけではありません
シカが生息する森林で、林業を営むということは、植栽から主伐までの長期間、常にシカの被害を受けるというリスクと隣り合わせになります。
納得いかない材価が続く中、さらなる負担増は避けたいところですが、シカの生息頭数が増える中で、林業を営んでいくには、やはりシカ捕獲は避けられないな~
問題は、誰が捕獲するのか!
山主?(ん~これ以上の負担は厳しいし、本業優先でしょう・・・。)
作業員?(シカ捕獲で稼げるならいいけど、まずは自分の生活が重視でしょう。)
企業?(シカ捕獲に出資?いや~企業のイメージダウンに繋がる・・・。)
猟師?(高齢化が進む中、さらに負担をかける。)
とりあえず、自分は、捕れる間は捕ろう。
微力ながら貢献できていると信じて・・・(言い聞かせて?)