はぐくみ幸房@山いこら♪

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紀州備長炭を使ったBBQ

2022年07月21日 | 資源利用(木材・特用林産物)のお話

 和歌山県の特産品「紀州備長炭」。

 熱量が高く、火保ちが良い、非常に高品質な白炭。

 ただし、着火させるのが難しく、BBQには不向きと言われています。

 特にBBQで、女性にカッコいいところを見せたい男性は、備長炭をBBQの炭に選んではいけません。

 それくらい、難しいです。

 しかも、途中で「パンっ!」って爆ぜます。

 

 そんな紀州備長炭を着火させる方法のお話です。

 これまで試した中で、一番、効率良く着火できた方法なので、絶対的な一番ではないこと、その点はご理解を・・・。

 

 まず、BBQコンロに着火剤となる「スギの落ち葉」、乾燥した「木っ端」や「落ち枝」を敷き、その上に、紀州備長炭を置きます。

 紀州備長炭を覆うように、「スギの落ち葉」、「木っ端」、「落ち枝」、「小さめの薪」の順に積み上げて、火を付けます。

 

 こんな感じに、思いっ切り、火を焚きます。

 ときどき、うちわで扇ぎながら、火を焚きつけていきます。

 

 やがて、薪を以外の燃料が燃えつき、火が穏やかになります。

 引き続き、うちわで扇ぎます。

 

 完了です。

 

 一番のポイントは、「紀州備長炭に湿気を含ませない」ことです。

 紀州備長炭は、乾燥剤と一緒に袋で保存するなど、湿気を吸収させないように保存することが重要です。

 次に、中途半端な火力だと爆ぜるので、最初から高火力で着火させると、ほとんど爆ぜません。

 

 以前、燃えさかる薪ストーブの中に、紀州備長炭を放り込んだら、爆ぜずに着火したので、それをBBQで試したら、ほとんど爆ぜず、簡単に着火できました。

 

 身の回りに、スギの落ち葉とか、着火剤になる自然素材がたくさんあるので、この方法で、紀州備長炭を着火してますが、市販の着火剤を使うと、どうなるか、試したことがないので・・・、すみませんが、わかりません。m(_ _)m

 

 でも、紀州備長炭で食材を焼くと、美味しいことは間違いないです。

 そもそも、紀州備長炭と市販の炭では、ニオイが全く違います。

 紀州備長炭は、ニオイがしない(臭くない)ので、どんな食材も美味しくいただけます。

 これは、間違いありません。

 しかも、高火力で火保ちがイイので、炭を追加する必要はほとんどありません。

 むしろ、最後に、余ります。(実際、余るくらいが、ちょうど良いです。)

 

 さて、今年も、紀州備長炭で遊ぶ季節がやってきました♪