「クサギ」という臭い香りの木があります。
人によっては、「ピーナッツ」の香りみたいに感じるそうですが・・・。
ときには、「ポテトチップスのコンソメ味」の香りみたいという人も・・・。
僕は、クサギの匂いダメ派なんですが、ある日、葉が萎凋(いちょう)しているクサギを発見しました。
観察してみると、アブラムシが原因でした。
葉の裏でアブラムシが吸汁(きゅうじゅう)していたため、葉がくしゃくしゃになって、萎れたんですね。
葉が萎凋していたり、葉の表がシャーペンの芯くらいのちいさな白い斑点模様が出ていたりした場合、吸汁性害虫(アブラムシ、アザミウマ、ハダニ、カメムシなど)による場合が多いです。
ちなみに、アブラムシの排泄物をいただこうと、その周辺をアリがよくウロウロしています。
なので、葉が萎凋して、アリがウロウロしていたら、アブラムシによる被害を疑ってみてください。
アリが葉でウロウロしている場合は、アブラムシの排泄物や花外蜜腺の蜜が目的です。
アブラムシを食べるテントウムシなどがやってくると、アリはそれを撃退します。
アブラムシにとって、アリはボディーガードみたいなもの。
しかも報酬は排泄物
不要なものが報酬って、めちゃめちゃお得ですよね
ちなみに、アカメガシワやサクラ、イタドリなどにある花外蜜腺は、葉を食害する虫から守るため、アリを集めている・・・のだと思います
アリへの報酬は蜜
もし、アカメガシワやサクラなどにアブラムシが吸汁したら、アリはどちら側につくんでしょうね・・・
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