春らしい季節になり、あちらこちらで早春の花が咲き始めています。
タイミング的に、少し遅い気もしますが、今回は花芽「かが」について。
樹木は、ご存じのとおり、花を咲かせて、実をつけ、種を作ります。
花の咲く時期は樹種によって、バラバラです。
今くらいの早春の時期に、葉を開くと同時に花を咲かす木や、葉が開く少し前に花を咲かせる木なんかは、今頃、花芽をつけて、花を咲かす準備に取りかかっています。(すでに開花しているものもありますが・・・。)
もちろん、花が咲くと、そこに注目するわけですが、「花芽」の観察もなかなか楽しいものです。
しかも、今の時期しか観察できないですからね。
ちなみに、まだまだ「冬芽」も観察できるので、ご一緒に。
花芽と冬芽は、形が違うので、簡単にわかります。
これは、クロモジ。
真ん中は「冬芽」で、その左右にある丸い芽が「花芽」です。
次は、アオモジ。
そして、ハナミズキ。街路樹などに多いアメリカの木ですね。
ピンぼけしてますが、左が「花芽」です。
誤解があってはいけないので、補足しますが、すべての「花芽」が丸っぽいというわけではありません
ウメも丸いので、多いとは思いますが・・・。
コブシとかホオノキの「花芽」は丸っぽくないですし・・・。
毎年、同じ木の花芽を観察していると、この「花芽」の付き具合で、「今年は花が多いな~」とか花の量がわかります。
愛着のある木ほど、花芽の観察も楽しくなります。
皆様も是非
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