はぐくみ幸房@山いこら♪

「森を育み、人を育み、幸せ育む」がコンセプト。株式会社はぐくみ幸房のブログです。色々な森の楽しさ共有してます♪

プラロック

2020年07月22日 | 現場技術・安全管理・道具のお話

 時々、山へ木を伐りに行きます。

 チェーンソーアートやチェーンソー製材に使う丸太や薪に使う丸太を得るために。

 あと、地元のおっちゃんに「あの木、好きに使こてな~」という体の伐採依頼とか(*_*;

 基本的に1人で伐採することが多いので、安全に伐採するために不可欠な道具がこの「プラロック」。

 プラロックは、間伐など木を伐倒するとき使用するけん引道具です。

 価格は20,000円~30,000円程度、これより小さい機種(引張200kgf)だと15,000円程度かな。

 大は小を兼ねるというので、僕は引張350kgfの大きい機種を購入しました。

 そこそこな重量物なので、チェーンソーと一緒に持って林内を歩くと、結構な荷物です。

 ほかにも燃料、チェーンオイル、ロープ、滑車、水筒などもありますからね・・・・(^_^;)

 これがあれば、直径60cmのスギやヒノキの大木も、倒したい方向へ伐倒する事が出来ます。

 もちろん、安全に木を倒すための受口と追口を正しく作る技術も不可欠です。

 

 倒したい木の先端にロープをかけて、プラロックでカチカチとロープを引く。こんな感じで。

 プラロックを使う場所は、倒そうとする木の後方です。

 真正面の方が楽ですが、自分に向かって木が倒れてくるので、危険です。

 それでも、真正面から引きたい場合は、樹高の2倍の距離を保って下さい。(例えば、樹高15mなら30m離れるって事です。)

 プラロックは、初心者の方に伐採指導するときに大活躍です!

 木が倒れそう・・・という直前に、前もって確保した安全な場所でプラロックを引けばいいので、とっさの避難でも慌てず行動することが可能です。

 

 ホント、プラロック様々(^o^)。


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