IDカードとお釣り

2008年08月18日 22時52分38秒 | コメディのかけら

渋谷駅で、初めて使う形式の装置でIDカードのチャージする。
カードをポケットのような縦型のスリットに差し込む装置だ。

1万円入れて、2000円分チャージした。

お釣りが出る。
1000円札が1枚。

え?

不思議に思い引き抜くと、
またもや1000円札が出てくる。

引き抜く。
出る。
引き抜く。
出る。

結局、お釣りの8000円分、
つまり8回これを繰り返した。

なんだ、この効率の悪い装置は。

この作り手も意図せぬ悪意の中に、
そこはかとないコメディの気配を感じた。

世田谷線の外観

2008年08月18日 08時53分36秒 | アイデアのかけら

久しぶりに世田谷線に乗ったという知人が、
ポツリとつぶやいた。

「昔の車両の方がよかったのに」

かつて世田谷線はいかにも路面電車といった感じの、
グリーンの車両だった。
詳しくはわからないが、10年ほど前までは、
そんな車両が走っていたのではないか。

それから何世代か経て、
今の世田谷線はカラフル、フォルムも今っぽい。

だが、まあ単なる懐古趣味かもしれないが、
世田谷線のあの素朴な線路には、
今のポップな車両よりも、
かつてのグリーンの車両の方が似合う気がする。

もちろん、車両が新しくなり、
性能や乗り心地がよくなるのはいいことだ。
今どき、クーラーのない電車なんて考えらない。

では、昔ながらのフォルムを残しつつ、
性能だけ最新のすることはできないのだろうか。

まるで「銀河鉄道999」のようだが、
外観は旧式に見えるけど、
性能や乗り心地は最新・・・ということも十分可能だろう。

どこかの鉄道に登場しないだろうか、そんな車両が。
観光路線などにはよいと思うのだが。