選択肢の適当数

2013年01月06日 13時07分00秒 | アイデアのかけら

選択肢が多いというのは、
基本的にはよいことだと思っている。

だが、あまりに選択肢が多いのも実は考えものなのではないか。
という実例に遭遇した。

渋谷にある鍋料理の店である。

鍋料理のバリエーションをウリにしており、
前回行った2年前の時も、
あまりに種類が多くて選ぶのに難儀したおぼえがある。

ひさしぶりに行ったら、さらに種類が増えていた。

77種類。

これだけ種類が多いと、
選ぶのが面倒になってくる。

思うに、
鍋の種類の多さをウリにしてしまった以上、
店の方も、
どんどん種類を増やしていくしかない、
という呪縛に陥っているのではないだろうか。

たしかに77種類の鍋と聞くとインパクトはあるけど、
いざ選ぼうとメニューを見ると、
ちょっとうんざりした気分になる。

これは僕だけなのだろうか。
他の人たちは迷うことを楽しんでいるのだろうか。