「読書:『小松左京さんと日本沈没 秘書物語』」

2016年12月10日 21時29分54秒 | エンタメのかけら

著者の乙部順子さんといえば、
小松左京ファンの間では有名な方だ。


小松さんに僕が担当するラジオ番組にご出演して頂いた際、
乙部さんにもお会いし、
失礼ながら内心、


「これがあの有名なオニ秘書の乙部さんか!」
と、妙な感動をしたものです


番組では僕が聞き役を務めたのですが、
谷甲州さんによって『日本沈没・第二部』を読むことが出来た驚きと喜び、
『虚無回廊』の続きを小松さんが書かれることはもう難しい悲しみ、
そんな複雑な小松左京ファンとしての思いを
『すぺるむ・さぴえんすの冒険』という作品になぞらえて口走った時、
ブースの向こうで「そう!そう!」と笑顔で大きく頷かれていた姿を、
今でもよく覚えています。


あだ名で呼ぶ

2016年12月10日 08時23分23秒 | 業界のかけら

「じゃあ、まっつんから」

会議の席で演出氏が、あるディレクターを指名して言った。

え、まっつん?
この前まで「松原」って名前で呼んでなかったか。

そこに引っかかると、隣の席の作家が、

「どのタイミングであだ名で呼ぶようになるの」

確かに。

大人はどのタイミング、あだ名で呼ぶようになるのだろうか。

これが男女ならまだわかる。
今まで「✕✕さん」と呼んで男を呼んでいた女がある日突然、
男のことを名前やあだ名で呼び出し、周囲に微妙な空気が流れる。
・・・というようなことを、みうらじゅんさんが書いていたはずだ。

しかし、男性どうしの場合は、何をきっかけにあだ名で呼ぶようになるのか。

疑問。