Dec.5(Thu.)
■今日という日。
本日、『古舘伊知郎トーキングブルースSINCE1977』初日。
12時、EX THEATER ROPPONGIに入る。
まずは照明のチェック。
照明のチェンジはさほどない舞台だが、
それでも7~8種類の明かりとそれに伴うきっかけがある。
13時、古舘さんとともに、冒頭から照明を確認していく。
演出面に関しては任せてもらっているので、変更のリクエストはほぼなく終了。
15時、場当たり。
古舘さんがステージ上で、きっかけの前後のみ演じて、照明と音響のタイミングを調整していく。
演劇とは違って、毎回、微妙にセリフが変わる。だから、照明は基本、セリフの後追いとなる。
18時の客入れまで暇。
時間を埋めるために本を持ってきたが、どうも集中できない。劇場内をウロウロする。
19時10分開演。10分押しでの開演となった。
上演時間は、最後の稽古の時と同じ2時間10分。
前半、喉の調子が悪そうで心配になったが、途中からいつもの感じに戻り安堵。
今回は内容的に、明るく張ったしゃべりである必要がないので、
今日のような押さえたトーンも悪くなかった。
以前、PARCO劇場で一週間公演をしていた頃は、
後半、ステロイドを喉に注射してステージに上がっていた。
それにより喉が開くそうだ。
違法な医療行為ではない。
昔の『トーキングブルース』のドキュメンタリーには、注射する様子が出てくる。
しかしその時の医師は亡くなっているため、注射をしてもらうことはもうできない。
終演後、即解散。
家人(大)を呼び出し、2日続けての『中山商店』