闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

いろいろ考える余地アリアリだ...

2009-05-24 23:22:08 | RC E54-M1


やっとの事でシェイクダウンに持ち込んだBeaT。ベースとなったシャーシはヤフオクで安価に落札したカーボンスタイル。ボディは無かったけど予備パーツとタミヤのM用パーツが袋詰めしてあった。共通パーツを持つジェネティックが良い評価目立ったがコイツをチョイスしたのは単に「ベルトドライブってどうよ?」という好奇心と「扱い辛いと言われると」という天邪鬼精神が頭をもたげたからだ(汗)。その後、ホイールベースのみで憧れの一台であるランチア・ストラトス(ABCホビー)を購入、そのためのシャーシと決めた。が、512BBに匹敵する低いノーズはそのままでの搭載は不可能だった。サスペンションの支点が設けられている位置とボールデフハウジングが邪魔をして自らの乏しい経験から導いた対策案はことごとく壁に当たった。決定的な解決策の無いまま、ボディ側の電飾や塗装といった工程を上がりきらないモチベーションの中でだましだましやってきた感じです。無論、それ等は大切な経験になりましたが。MRR2を触る事がとても多かったので並べて置かれるBeaTを見るたび悔しさとも違う何かこう敗北感のようなものがありました。走らせてやりたい。
そんなこんなで数ヶ月が経過し、ネットで毎日欠かさず拝見しているとこや3さまのblogに出された案をパクるに近い方法を決意。設備も無い状態でのソレは最後の挑戦、無謀なのを承知の上での決断。普通のサスペンションでさえまだまだ勉強せねばならない事が沢山あるハズなのにリンクで方向を変えるなんてノウハウがある筈もなく、潰すつもりで作った最初のカーボンプレートでイロイロな試行錯誤を繰り返し、それ等をできるだけ生かす方向で今回のBeaTのフロントセクションは一応の形になった。
さて、ボディ無しでの走行は毎度の事ですが罪悪感に近いものが付きまといます。ボロボロの最初から付いていたスチロールのようなバンパーが紛失してるのでまんまこのままのテスト走行となりました。雨間という事で沢山の子供がいたのでいなくなるまで暫しシャーシと睨めっこ。道路がクリアになった所で走行開始、不安がつのります。速度を上げる前にギヤからと思われる耳障りな音にチェックするとスパーとピニオンの間隔が狂ってる事を見つけ工具で修正、音は静まってくれた。再度走行開始も安定しない車体に四苦八苦。真っ直ぐが突然向きが変わったり減速に入った途端に180度スピンターンしまくったり。これはやはり猿真似で作ったフロントサスが悪いのかと何度もセッティングを変えて挑戦するもクルクル回る(スピンとも言う)のは得意だがグリップしながらのターンはとても難しい。気まぐれでいつどっちに走るか判らない状態で何度も縁石にシャーシをヒットしまくった。危険な状態です。
このシャーシ、前オーナーがフロントワンウェイを組み込んでいます。ノーマルのデフは無し。うまくターンできるとFワンウェイの特徴であるイン側にブレーキが掛かるような状況となりタイトなターンと減速が見込めるというのは実感できました。が、プロポ操作が下手なのもあるでしょうがそうなる前にほとんどスピンしてしまいます。考えてみれば後輪だけで減速に入ればMサイズとはいえそれなりの重量はありますからグリップを失っても不思議は無いですよね。その上、少しでもステアリングを切る、又は切った状態になれば片輪にブレーキが掛かったようになりソコを軸にいとも容易くスピンとあいなるワケです。加えて加重が後方に寄るレイアウトもテールを流す「重り」になってるみたいで。正直な感想は「このままではコースに持ち込めない」です。周りに迷惑かけるだろうし、自爆必至。
あと後半、サスブロックを固定したM2.6のネジが左右とも緩んでしまいガタが生じてました。ネジの固定剤は安価にホームセンターで手に入るのでココ等はしっかりと目を光らす必要性アリです。
と、じゃじゃ馬ぶりをいかんなく発揮したBeaT。ツーリングともドリフトとも違う暴れ方は操作してて気づいたのですが、ラリーシュミレーター(パソコン)で操縦するストラトスと凄く良く似ているんです。ステアリング真っ直ぐでも路面の起伏やアクセルで方向が変わったり、ターンは基本パワードリフトでステアリングはカウンター。細心のアクセルコントロールを要求されラフに扱えば後輪が路面をかき毟るだけで車体はその場でスピン。でも横Gを上手くターンに持ち込めればかなりの速度でタイトコーナーを駆け抜ける。実車がターンのためにあのホイールベースで直線をかなり犠牲にしたと言われる通り、今のBeaTも減速がシビアなので直線を容易に全開では走れない。危ないから。そう考えるとかなり実車のクセを再現したようなシャーシになっちゃってるみたいで。にしてもこの減速すら安定しないシャーシは困りモノ。今は財源が底の底を突いてるので難しいですが、ノーマルデフにフロントを戻してみたいところです。
因みに走ってる途中でヨコモのこのモーターが突然異変を訴えまして。突然加速したり意とせず減速したり。推測ですが中のブラシに何かあったのでは、と。中を開ける術を知らぬ身ゆえにコイツはSX4WRCに付いてきてたマブチの540(品質が落ちたタイプらしい)辺りに換装を考えてます。元々、このプロストック2ってドリフト用なのかパワーの出方が急でバッテリー消費も比較的多くて思い入れが薄かったし。同じ27TでもカワダのGTストックはパワー出過ぎで今のシャーシには危険だからアレもやっぱり避けたほうが無難、だろうなぁ。
超長くなりました。とりあえず最初の試験走行の結果は思い通りに操作が極めて難しい暴れ馬となってしまいました。ボディの完成も含めてまだまだコイツは手を入れる必要がありそうです。
余談:あまりにスピンとハイサイドを繰り返しご覧のように4輪ともタイヤとホイールがボロボロになってしまいました。特にタイヤのショルダー部が酷い状況です。

試走結果、その前に

2009-05-24 18:45:37 | RC E54-M1


今回のパーツ群の元になった自作カーボンプレートです。ご覧のように見事に両側とも接着に失敗して浮いてます。このまま走らせばサスアームが動いてまともに走れません。実用にはならなかったけどいろいろな事を教えてくれたこのパーツの意味は大きかったと思います。お疲れ様~。

各部を調整して出陣準備

2009-05-24 18:40:51 | RC E54-M1


長く動かして無かったBeaTだけに念入りに各部の調整を自分でできる範囲でですが行いました。リアサスの調整シムも前輪に合う感じに先ず設定。かなり柔らかいかな?股下も微調整してばらつきが出ないように。ダンパーの六角ロングナットで反力を手探り調整。これ基準が無いから結構アバウト。さて毎度の路上試走です。今回は「ボディが無い」のでいつもより緊張します。天気予報が良い方向に外れ、激しい雷雨予想が曇天になり路面は一部を除いてドライです。どうなる!?

一応組み上げ

2009-05-24 18:30:13 | RC E54-M1


左右ともシム調整をして組み上げてみたところです。今考えれば上サス支点をもう少し外側に移動させてたらキャンバーの調整も意味深かったかも。この頃はダンパーへのロッドに頭がいっぱいでこんな結果に。
あ、因みにアルミのサーボマウントを加工したシャフトの穴は3.05mmです。これも自分では不可能でした。結果は絶妙で動きは最高、ガタは無いに極めて近いものです!元々はM3のネジ穴を真っ直ぐにこれだけ正確に加工できる所にプロの技を思い知るには十分なものでした。そうガタの無い後ろ足と比較してもそのアームのブレの無さを実感できるものです。

キャンバー調整はシムで

2009-05-24 18:15:24 | RC E54-M1


実は今回、うまくいけば前輪のキャンバーが僅かに逆ハの字になるように図面をひきました。これは最初からサスペンションの上側アームに付いてるシムを一枚抜いて結果的に弱ハの字にしてやろうという試みです。画面右側がシムを抜いた状態。左側がそのままの状態でタイヤが外側に傾いてるのが判りますかね(汗)。