営業マンと会話する中で、世の中の車がハイブリッドだのクリーンディーゼルだのと技術を競い合う中、ボルボは何故にシンプルに徹しているのか尋ねた。
正直、今回のT4(又はT5)でやっとアイドリングストップが付いた程度だ。
回生エネルギーとか世間で当たり前の技術が搭載されているワケでもない。
小気筒、小排気量のダウンサイジングが一般な中、オーソドックスな4気筒のT4や5気筒のT5等、燃費面でも不利な「時代遅れ」の構造を何故に守るのか。
これ等が他のメーカーより劣る評価で損して無いかを聞きたかった。
どんどんとガソリンの値段は上がる一方で、ハイオクはリッター170円突破も確実視される今日に、である。
返答は、確かにいろいろなエンジンシステムが発表されているが、車の本質を見失ってまで半端な車であってはいけないという発想があるようでした。
つまり「乗ってみれば理解できる」、と?
T4は1.6Lの四気筒ターボ、十分にダウンサイジングしたエンジンだが、デュアルクラッチミッションとの相性は如何ほどのものか。
悪いけど所詮は1.6Lとなれば、たかが知れるというものと先入観。
先ずは営業マンの助手席に乗せてもらい、簡単なレクチャーを教わった。
はじめてのスウェーデン、北欧の外国車だけにポイントを教わらないと、いきなり運転席は怖い(笑。