今しがた、ＶＯＬＶＯからオシャレなＤＭが来た。
先日、まだ保護シートを被ったままのを拝見した、あのＶ４０ Ｒ-ＤＥＳＩＧＮのご案内です。
ＶＯＬＶＯ自体、あまり興味が無かったので最近まで全く知らなかったが、Ｒ-ＤＥＳＩＧＮとは純正チューナーみたいなモノらしい。
ノーマルの車両を、かなりスポーティーに、時にレーシーに仕立てあげるプレミアムブランドって所か。
大ヒット中のＶ４０、価格改定前という事もあり「安くて安全、かつ美しい」がウケたのか受注数が凄い。
そのバリエーションとしてR-DESIGNが追加されたのだが…。
エンジンとミッションに個人的な疑問が。
最近のトレンドは気筒数を減らし（３気筒とか２気筒）、フリクションロスの低下でエコとしながら、上手な過給機を組み合わせて非力さをカバーするというものと感じます。
が、R-DESIGNには横置き２Ｌの５気筒ターボ（Ｔ５）が載っている。
５気筒で浮かぶのはサンタナ位なもの、多気筒は上品かもしれないが時代の流れとは逆と言える。
排気量も通常のＶ４０が搭載するＴ４に対して増えてるため、カタログ燃費もかなり厳しい。
更に、何故か普通のＶ４０で採用したデュアルクラッチではなく、トルコン式のＡＴが組み合わされている、何故？
乗れば納得なのだろうが、カタログだけからは幾つもの疑問が浮かび上がる。
因みに普通のＶ４０、Ｔ４エンジンなのでポール何とかというチューニングキット（車検対応）を適用すれば、パワー＆トルクが上昇して燃費も変わらないという、魅力的な機能を得る事が可能だ。
疑問と書いたが、夏には出て来そうなＶ４０のバリエーション、クロスカントリーもＴ５エンジンを搭載、フルタイム4WDとしながらも、Ｒ-ＤＥＳＩＧＮより約４０万もお買い得になっている。
…、どう考えても構成部品の多さから値段設定が逆になりそうなもの、つまり「割高過ぎる」と思えてしまう。
た、だ、し、これだけのグレードでも、例えばアルファ・ジュリエッタやベンツ・Ａ２５０スポーツより「安い」のである。
微妙なメーカー、ボルボ。
ディーゼルエンジン（ハイブリッドも）の投入予定無しとの事だが、是非とも展開して欲しいものです。
